「おしりだって洗って欲しい」TOTOの「ウォシュレット」
家庭用のトイレも水洗なのは、現代では、ほとんどそうなのかと思う。田舎ではまだ水洗化されていない地区もあるにせよ、浄化槽で簡易水洗方式になっていることも多いかと思う。
それから、温水洗浄便座の普及率が高いように感じる。いまでもTOTOの商品がやっぱり多いのかな。そうTOTOの「ウォシュレット」。
温水洗浄便座が各メーカーにあります
ちなみにTOTOの温水洗浄便座の商標登録がウォシュレットっていうのです。各社で温水洗浄便座があります。INAXでは同様の温水便座はシャワートイレっていうし、パナソニックのはビューティトワレって言ってるし、東芝のはクリーンウォシュって言ってるみたいなのです。
どれも、ウォシュレットって言われてそうな感じですよね。それくらいウォシュレットの名前は普及しています。
TOTOウォシュレットのCM
これって凄い発明で、お湯がお尻のところにでてくるし、座ると温かいし、うまいこと考えたものです。そうそう、「おしりだって洗って欲しい。」のキャッチコビーで戸川純さんがコマーシャルしていたのが懐かしいものです。1982年のコマーシャルでした。当時は家庭用の商品としては画期的な商品でした。ウォシュレットはコマーシャルの影響もあって有名になった商品です。戸川純さんもこれで有名にもなりました。本業は歌手です。
貯水しない瞬間式ウォシュレット
当時のウォシュレットはお湯を貯めておくところが凄く大きいですね。洗練されてません。現代ではウォシュレットのお湯を貯めておかない方式もあって、すっきりとしているものもあります。というか、そのほうが標準なのかも。瞬間でぬるま湯にする装置があるのです。
手洗い管は水です
後ろにあるロータンクのところから飛び出ている手洗い管のところは、お湯ではなく水が出てくるのが標準です。
TOTOの説明では「手洗いは指先を洗うための補助的に使う部分なのでお湯である必要はありません」とのことです。確かにそうかも。
というよりも、今のところ、手洗いの水を全てお湯にするには、大げさな装置になりそうですし、電気代がかなりかかるからのような気がするけど。