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2023-12-12

冬の歩道の横断勾配は危険なのか

札幌のような雪国の、住宅の車の通行量がすくない地区に関しては、冬になると現実的には歩道は雪捨て場になることが多い。人は車道を歩くことになる。それが当然のことになる。実際には車道にまで雪を捨てることになるので、現実的に車が2台すれ違うことが出来た地区だとしても、車1台しか通ることのできない道路幅員になる。そこを人間も歩くことにもなる世界になるのだ。それが当たり前の世界になるので、皆が協力して暮らすのである。それが雪国のルール。

積雪の少ない時期の歩道

でも、まだ積雪の少ない時期とかには、歩道が存在して、そこを歩くことが出来る。でも、歩道には横断勾配がついていて、車道側に傾いた勾配がついているもの。元々、水勾配のための横断勾配なのだけれど、凍結路面になると、これがやっかいなものである。特に住宅地に関しては、自分の敷地に排水するように排水枡を自力でつけるより、建物の地盤面を高くして自分の敷地の水を道路に流すようにする傾向があって、それと歩道がつながってしまう作りのところが本当に多い。その部分に関しては事実上の歩道の横断勾配がきつくなっているように感じることも多い。夏でもすごくキツく感じるのです。実際に測定したことはないので、よくわかりませんが。規定では歩道横断勾配は2%とのことですが、それ以上に感じるところもあります。北海道の家は敷地の塀をまわすことが少なく、道路なのか敷地なのか分からないことも多く、敷地内の水勾配のまま、歩道もその勾配にならざるをえないことも多いように感じるのです。とくに道路すり付け部分の勾配は本当にキツく感じる。

ツルツル路面時期の歩道

そうなると、積雪前のツルツル路面時期の歩道で、ものすごく歩きにくい場所ができてしまう現実があります。当然滑りやすいので危険です。仕方ないのでツルツルになるなら、車道を歩く方がましなのです。

この時期に車道を歩いても許してください。ああ、警察も許してくれるよね。北海道なら。

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