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2022-07-23

料理用の大理石のめん台をパレットとして利用

以前からパレットを大理石のものにする計画でいた。

私は基本的に描き方としては、パレットを置きぱなっしの技法である。イーゼル正面に置いた状態で描く。溶き油を使わない粘性が高いままの絵の具で描くので、軽いパレットでは描きにくい。だから、ずっしり重い大理石のパレットにすることを以前から企んでいた。大理石だと作業性も良さそうであるし、掃除などもしやすい感じもする。

ホルベインで専用の大理石パレットというのも売っているけれど、ちょっと高いので、料理用の生地を捏ねたり混ぜたりする作業台を購入してみた。めん台とかパンこね台とかのし台とか言われるものである。やっぱり、画材専用大理石パレットに比べると圧倒的に安いものである。やっぱりよく売れるものの方が安いのです。建築用とか料理用のものを画材とすることで圧倒的に安く購入できるものです。

ということで、パール金属というメーカーのめん台を購入してみた。30×40cmの大きさで大理石自体の厚みは13mm程度。足を入れて25mm。

パレットとしてもちょうどいい感じがするので選んでみた。木材と違って、ずっしり重いものである。やっぱり使いやすそうだ。これを今後使っていこうと思っている。

正式の大理石パレット

料理用の大理石のめん台

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