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2021-01-21

カスタム823万年筆は実用的

万年筆は何本か持っていて、使わないときには、インクを抜いて洗浄してから保管しておくことにしている。使わずにインクを入れっぱなしにすると、インク詰まりの可能性が少しでもあるだろうから、全く使わないようなときにはインクを抜くようにしている。大切な道具だから、大事に扱う。一生ものですから。

久しぶりにインクいれてみた

ここ半年使ってなかった万年筆に再びインクを入れてみた。お気に入りの万年筆ではあるものの、ここしばらくは使うことがなかったので、インクを抜いていたもの。この万年筆ちょっとインク吸入も面白い万年筆なのです。

パイロット万年筆 カスタム823

今回登場はパイロットの万年筆、カスタム823って商品になる。透明軸でプランジャー式吸入のちょっと変わった万年筆になる。私の所有するのは、ちょっと茶色がかった透明軸。万年筆の後ろにあるところを引っ張って、ペン先をインク壺にいれて、引っ張った部分をもとに戻すと、一気に万年筆内部にインクが吸入される。そういった珍しい機能。楽しいです。

一番の利点はインクの容量がすごく多いこと。恐らく世界一のインク容量の万年筆の気がする。ペン軸のなかにたっぷりとインクを入れることが可能である。細字ではなく中字の万年筆でインクの減りが早いかとおもい、実用的といった意味でこの万年筆を選択している。インクがたっぷり入るので結構重くなる。たっぷりインクいれると、黒の普通の万年筆にみえてしまいます。ペン先のある程度のしなりかたも絶妙です。全く力を入れずに文字を書けます。これぞ、万年筆の書き味。

カスタム823のインク

この万年筆のために開発されたインク壺からインクを吸入すると便利。おのずと、同じメーカーのインクを使うことになる。私はパイロットのブルーブラックインキを使っている。流動性の高いインクなので、中字のペン先で心地良くヌラヌラと書けて楽しめます。しばらくまた、この万年筆使ってみよう。心地よいですよ。

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