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2021-02-15

動画!パイロット万年筆のカスタム823にセーラーの顔料インク【青墨】をいれてみた

吸入式の万年筆の面白いところは、好みの万年筆に好みのインクを入れることができることである。メーカーでは、同じメーカーのインクを推奨するのだけれども、自己責任で違うメーカーのインクを入れて使うことは可能である。

パイロットのカスタム823

個人的にはインク容量が多い万年筆が好み。実用性が高いから。中字の万年筆ではインクの減りが激しいので、なおさらこの万年筆を選んでいた。やっぱり、パイロットのカスタム823。このカスタム823は主軸に全てインクが入るもの。恐らく世界で一番インク容量の多い万年筆なのではなかろうか。プランジャー式の万年筆で真空状態をつくって一気にインクをいれる方式。1.5mlのインクが入るということだが、実際はメーカー推奨しない裏技でもっとインクを入れることもできます。どうするかというと、一度インクいれてから空気だけを抜いて、もう一度吸入すると更にインクが入ります。

今までは、パイロットのブルーブラックのインクを入れていた。この万年筆用に開発されたインク壺が扱いやすいので、ずっとそうしていたのが現実である。

セーラーの顔料インクの【青墨】

今回は、セーラーの顔料インクの【青墨】を入れることを実験してみている。やっぱり、顔料インクは耐水性や耐光性が高いので、使っていきたいインクなのです。今までみたいにインク壺がカスタム823専用の形のものではなくて、吸入するときのペン先がちょっと心配だったけれど、普通にインクの吸入はできるようなので、そのことは、思ったよりも心配がないもの

ゆらぬらとインクがでてくる万年筆で、インクフローが少ない顔料インクでも問題なく使えそうである。試しにしばらく使ってみます。インクの色もターコイズっぽい色が美しいですね。

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