油彩画家 仲 浩克 の公式サイト
2021-01-22

絵を描くことに対して影響を受けたこと

小さいときから絵を描くのは好きだったけれどまさか、今が一番描いている時期になるとは思いもよらなかった。

結局は絵描きさんやってるのだからなんだか、面白いものですね。

元々2級建築士で住宅の仕事なんかしたりしてたのですが、サラリーマンってなんだかしっくりこないので、好きなことすること(絵描きさんすること)にしました。お金はともかくやりたいことしてます(笑) 楽しいですね。

自分の年代にしては、古風な描き方ですよね。色々な影響から今の描き方になってるのですが、どうしてこんな描き方なのか考察してみた。

漫画を読まなかったこと

絵を描くのは好きだったけれど、漫画を全く読まずに過ごしたので線で描くということの影響受けずにきました。

デッサンしたこともないのできちんと描けません。感覚だけで描いてます。

印象派好き

小学生の時から、画集でルノワールとかモネとか眺めていました。

線で描く発想が全くなくて、面で描く感覚だったり、点描で描く感覚だったりと小学生のころから好みだったのです。きれいな色好きでもあったし、まあ、印象派好きは小学生のころからです。

それが、いまだに同じ感覚のようです。

書道の影響

小学生から中学生にかけて書道を習いました。7年くらい習って所属していた学童書道ではそれ以上の段位がなくなったので中学2年で辞めましたが、書道の影響がかなり強いです。

書道ってアドリブ要素強いですよね。理想の形を覚えて一気に書く感じ。

勢いとか筆跡とかかすれた感じが重要ですよね。丁寧な字もいいけど、筆さばきの美しさのほうが好きでしたし、そのように書いてたと思います。

なので、丁寧さより、勢いです。

ジャズが好きなこと

これもまたアドリブ要素の多いジャンル。

高校生のときからずっと続けているジャズ鑑賞の趣味。演奏することはできないけど筆で再現してみたいのです。

コード進行にもとづいて、その枠のなかで自由に演奏する。

特に、アルトサックスのアートペッパー。軽やかに、西海岸の明るい音色で歌うように信じられないアドリブのメロディを奏でる。しかも、柔らかいのに切れ味が良い。

そんな風に描けたらいいなって思う。

まとめ

他にも色々と影響をうけましたが、主にこんな感じでしょうか。

色々なひとが、様々な画風があるのは人それぞれ経験が違うからなのでしょうね。

そんなこんなで基本、アラプリマ(乾く前に塗り重ねる)で描きます。

丁寧さよりその時の調子で描くのでスピードが結構速い方だと思います。

逆に調子悪いと全く描けませんが…。

自分を癒すためにはじめた油絵ですが多くの人を癒すことのできる油絵を描けるようにこれからも追求していきますね。

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