油彩画家 仲 浩克 の公式サイト
2020-08-27

ペン画描いてみるかな

ペン画ってちょっと面白いもの。油絵と違った要素で楽しめる。油絵の場合は作品をつくるといった意味合いが多いもの。自分の表現の追求が楽しみでもある。油絵の一番の楽しみは、色彩の面を大胆に置けることでもある。絵の具がキャンバスに置かれていく感触が好きなのです。描くというよりも、左官工事してる感じというか。

ペン画の場合は、ひたすら、線に集中できる。自分の場合は作品をつくる意識もない。鉛筆のようなグラデーションでもなく、ペン画の場合は、本当に線で描いていく繰り返しになっていく。単純に絵というよりも、線を引くのが心地よいのかもしれない。

ペン先はGペンなんてうまく扱えないので、なるべく細くかける丸ペンを利用していたりした。それも面倒なので万年筆で描くのがほとんど。万年筆では細く描くには限界があるけれどね。

ペンって、ちょっと油絵の感覚と違って面白かったりする。いつも描かない方法で描くと、苦手なんだけど、それはそれで面白いもの。そもそも、色彩がないものを描くのが得意とはいえないので、練習的な意味合いも多い。ここのところ、ペンで描くといった遊びをすることも無いので、また、たまに描いても面白いかな。

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