油彩画家 仲 浩克 の公式サイト
2022-03-28

久しぶりに付けペンで描いてみた

久しぶりにペンで描いてみた。油絵とまた違った面白さがあるもの。線の積み重ねで描けるのと、白黒で表現するのがペン画である。万年筆の極細を使って描くことが以前あったけれど、実は万年筆よりも付けペンの方が扱いやすい。万年筆ではヌラヌラとインクがのっていくけれど、つけペンはカリカリと描くことができる。より細かい線を描きやすい。油絵の場合は固まりでとらえる描き方だけれど、ペンの場合はなるべく線のみで固まりを表現したい。線の積み重ねで描く方法が好みである。そうすると万年筆よりも、つけペンの方が扱いやすい。より細い線で描くためにタチカワの丸ペンを利用している。パイロットの水性顔料の製図用インクを使って描いてみた。ちなみに製図用のインクは万年筆には使えません。インクが詰まってしまいます。完全な耐水性ではないですが、乾くとそれなりに水に溶けにくいのです。逆に水に少し溶けるのでペン画の上から水彩では色を塗ることはできないようです。

それにしても、やっぱり油絵と違って乾くのはやいね。

by
関連記事