示現会卒業のお知らせと、これからの自由な創作活動について

こんにちは。
本日は、私の画業においてとても大きな決断をいたしましたので、いつも応援してくださっている皆様にご報告があります。
今年の示現会展への出品を最後に、私は示現会を退会(卒業)することを決意いたしました。
2014年の初入選から今日にいたるまで、本当に濃密な時間を過ごさせていただきました。この節目を迎えるにあたり、これまでの歩みと、これからの決意を言葉にしておきたいと思います。

梅沢民雄先生との出会い、そして弟子入り

もともと私は、美術業界の仕組みや繋がりなど何も知らない男でした。
そんな私が示現会と関わるようになったのは、ある日、デパートの展示会場で示現会委員の梅沢民雄先生とふとしたタイミングでお会いしたことがきっかけです。
あの偶然の出会いから示現会への出品が始まり、その後、梅沢先生に弟子入りをさせていただくことになりました。右も左も分からなかった私を導いてくださった先生には、感謝の言葉しかありません。

ひとつの目標だった「示現会会員」への到達

先生の背中を追いかけながら、無我夢中でキャンバスに向き合う日々。初入選から10年が経った2024年、一つの大きな目標であった「示現会会員」に推挙していただくことができました。
初入選から積み重ねてきた日々、そして会員という一つの山頂にたどり着いたことで、「ここで一通り、画家として大切なことを学び終えたのではないか」という確かな手応えを感じることができました。私にとって、この10年以上の活動は本当にかけがえのない財産です。

環境の変化と、現実的な選択

実は、一歩ずつ次のステージへの準備は進めていました。2022年の時点で「示現会北海道作家展」からは一足先に退会しており、組織との関わり方については少しずつ精査してきた経緯があります。
それに加え、今年からの会費の改定や、北海道から東京の本部へ作品を搬入するための運搬費の高騰など、昨今の社会情勢に伴う現実的な環境の変化も、このタイミングで決断を後押しする要因となりました。

組織」から離れ、本来の自由な創作活動へ

そして何よりも一番の理由は、私自身の「創作の原点」に立ち返りたいという強い思いです。
私はもともと、組織という枠組みに属することがあまり得意な性分ではありません。大きな組織に身を置くことで、時として自分自身の「自由な創作活動」から少し心が離れてしまうような感覚を覚えることもありました。
目標を達成し、一通りの学びを終えた今こそ、この温かい場所を笑顔で「卒業」する時。これからは何物にも縛られず、もっと純粋に、もっと自由に、表現の世界へ飛び出す最高のタイミングだと確信しています。

これからの第二章に向けて

これまで示現会を通じて切磋琢磨し合えた仲間の皆様、厳しくも温かくご指導くださった梅沢先生、そして何より、展覧会に足を運び私の作品を応援してくださったすべての皆様に、心から感謝申し上げます。
組織という枠からは卒業しますが、私の絵描きとしての旅が終わるわけではありません。むしろ、ここからが第二章の始まりです。
これからはもっと素直に、自分の心から湧き出る表現をキャンバスにぶつけていきたいと思います。新しい作品や今後の活動については、引き続きこのブログやウェブサイトで発信していきますので、変わらずお付き合いいただければ幸いです。
今後とも、どうぞよろしくお願いいたします。