油彩画家 仲 浩克 の公式サイト
2020-10-15

ハービー・ハンコック【The New Standard】

音楽鑑賞が一番の趣味になります。特にジャズが好きで、高校生のころから聴いています。音楽は生演奏がいいのは分かっているのだけれど、どちらかというと、ひたすら、CDの音源を聴く感じです。オーディオを通して、自分の好みの音質にして聴く作業。そうすることで、日常的に音楽にずっと触れていられることを優先して、ライブがあっても、なるべく我慢して行かないで1枚でもCDを購入していたものだった。いまやCDもかけず、ストリーミングの生活になっちゃったけど。

なので、案外とライブに足を運ぶことはないもの。でも、大体1996年あたりか1997年あたりのころなんだけれど、札幌のパークホテルでのディナーショーでピアニストのハービー・ハンコックのメンバーが演奏するとのことを知ったとき、珍しく、私はディナーに演奏聴くことにした。

演奏当日に会場にメンバーがステージまで上がる途中の歩いているところを拍手で迎えるとき、自分は駆け寄って、ハービーと握手したことを覚えている。なんだか、ミーハーですけど。

当日は時間をずらして、2公演あって、どちらも聴いたので、なんと、2食分のディナーをいただきました。もちろん完食です(笑)。

その時の演奏と同様な内容が、今回紹介するアルバム。このCDが自分の聴いたライブ音源ではないし、ハンコックの他はメンバーも全く違うものだけど、CDを聴くと当時を思い出します。CDではハンコックのほかテナーサックスのマイケル・ブレッカー、ギターのスコフィールドなど誰がリーダーでも良いようなメンバーで演奏されています。ビートルズなどの新しめのスタンダード集のCD。

今考えるとすごいメンバーです。マイケル・ブレッカーももう亡くなってしまったから、再結成はもはや無理ですね。

by
関連記事