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2020-10-20

静かに落ち着きたいときの処方箋に【ミズーリの空高く】チャーリー・ヘイデン&パット・メセニー

ほぼ、常に音楽は聴いている状態で過ごしている。音楽がついている状態がいつもの状態。ジャズがメインジャンルで、自分にとって普通の音楽というのがジャズになっている。ジャズにも色々なものがあって、時代によっても違うし、編成によっても変わる。今回紹介するアルバムはデュエットのアルバムになる。ベースとギターの編成。静かに落ち着きたいときの処方箋。結構聴いてます。

チャーリー・ヘイデンは独特のズーンとくるベースを奏でる。なかなか渋い奏者。いわゆる、ハードバップ的なベースとは違う感じがする。とにかく、ベースの名手であることは確かである。結構好みのベーシスト。時には、激しさのあるジャズを演奏してきた。骨太サウンドのベース。

そして、パット・メセニーはどちらかというと、ジャズというよりもフュージョンギターの名手であり、電子音的なギターで演奏することが多い。ギタリストであり総合的に音楽を作る人であるメセニー独特の音楽観がある故にそんな色々な音色のギターを演奏したりする。

このアルバムはそんな、2人の名手がつくった静かなアルバムである。

演奏は極めてオーソドックスに、ギターもいかにもギターの音になっていて、静かな演奏をする。ベースもそれに心地よく絡まっていく。普通のようですが、これが、また、最高に聴きごたえがあるし、心地も良くなってきます。落ち着きます。

1996年 録音 verve

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