処世術の本 菜根譚

菜根譚って題名の本って沢山ある。日本では、メジャーなものであると思う。

こんな題名だけど、野菜の話ではないです。処世術の本なのです。

中国の本なので、漢字が並ぶのですが、口語訳にしたものが数多く出版されている。個人的には守屋 洋 さんのものが読みやすい。

例えばこんな感じ。

自分が他人に何かをしてあげたとしても、そのことを心に留めておいてはいけない。しかし、他人に迷惑をかけたならば、そのことを忘れてはならない。また、他の人が自分に対して恩義を与えてくれたなら、そのことを忘れてはいけない。しかし、他人に対する怨みは、いつまでも覚えておかずに、忘れ去るようにしなければいけない。 

守屋 洋 菜根譚 前集 52より

なるほどね。菜根譚を久しぶりに少々読んでみた。何度も読んでいるけど、読むほどに味わい深い。さすがに内容に新鮮味はないけれど、味をかみしめて、さらに読んでおきたい気分になる書物である。すべて読むかどうかは別として。

論語の儒教的な要素と老子の道教的な要素という相反するような考え方を1冊の本のなかに都合よく並んでいる感じ。そのうえで禅宗の考え方も入り乱れて入ってくる内容。なので、矛盾していることも多い。一つ一つを読むと、処世術の内容になっていて、なるほどと思うことも多く読みやすい。この本は前集と後集とあって、後半は道教的な内容が多いです。

ある意味、ハウツー本とか自己啓発的な本な感じにも読めてくる本です。

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