油彩画家 仲 浩克 の公式サイト
2021-12-08

年末の大掃除の時期はいつがベストか

年末は大掃除の時期。いつも、掃除しているから、大掃除する必要もないけれど、何故か日本では昔から大掃除する風習がある。掃除はいつもしているなら、「今日の掃除は大掃除でした」ってことにすれば、それは大掃除となるかと思うのでそういうことにしようと思う。それをいつするのが正解なのか。ちょっと調べてみた。

大掃除のルーツは「煤払い(すすはらい)」
払うという言葉には、清めるという意味があります。日本は神道的なことが普及していますが、この大掃除に関してはお正月の神様を迎えるためのものという考え方のようです。

煤払いをする日はどうやら一般的には12月13日のようです。
12月13日は物忌み(ものいみ)が始まる日。
物忌みとはある種の日常的な行為をひかえ穢れ(けがれ)を避けること。肉食や匂いの強い野菜の摂取を避け、他の者と火を共有しないことで穢れを避けるという。物忌みの始まる12月13日に煤払いをすることが風習となっていったようです。

ということは12月13日の掃除を大掃除と名付ければ良いのかな。そういうことにしよう。少なくとも掃除はしよう。

それにしても、いまでこそ、ほんとうの意味で煤払いする家は一部の薪ストーブの家くらいだけれど、北海道での煤払い(ストーブ煙突掃除)はこんな寒い12月にやらないですね。大掃除はするけど。

by
関連記事