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2024-02-12

ワンチャンのはなし

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ワンチャンというと何のことを思い浮かべるだろうか。だいたいは子犬のことだろうと思う。

最近はワンチャンというと、特に若者ことばとして聞こえるのだけれど、こういった使い方をするひとを見かける。「ワンチャンいけんじゃねえ?」みたいな使い方。どうやら「もしかしたら」という意味で使っているみたい。「ワンチャンス」の略かと思われる。すでに2019年版の『大辞林』(三省堂)に掲載されている日本語としても認定されている用語みたい。

元々は「ワンチャンス」は麻雀用語のようで特定の数牌が自分の視点から3枚見えている状態のことらしいです。別に1回限りのチャンスをものにするという意味なわけでもなくて、ロンを回避する守備の状況のこと。全く意味が違う使い方でした。言葉として「ワンチャンス」があっただけで、今利用されている「もしかしたら」の意味ではないようです。

私は麻雀しないので、それよりも、ワンチャンというと王貞治のことかと思ってました。
そう思っていると「ワンチャンいけんじゃねえ?」って失礼に感じるんだよね。

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