油彩画家 仲 浩克 の公式サイト
2024-12-10

ノイズキャンセリング生活のススメ

私は五感がとても敏感で、特に音と匂いに敏感です。油絵を描く際に使う筆洗油のニオイは、まるで灯油のような強いニオイがして、とても苦手です。そのため、無臭のものを選んで使っています。溶剤のリンシードに関しては亜麻仁油であり、好きな匂いなので大丈夫です。テレビンとか、ペトロールの揮発性の高い溶剤は苦手なのであまり利用しません。基本的には溶剤を使うことが少なく油絵の具を直接使うのですが、ときに、透明性のある絵の具の層を重ね合わせることで、単色の塗りでは出すことのできない深みのある色をつくるグレース技法のときのみにペンチングオイルの微香性のものを利用しています。匂いはあまりしなくても、揮発性物質も含んでいることもあるので、まめに換気はするようにしてます。それから普段から、できるだけ部屋を開放させるようにはしてます。
洗濯洗剤なども、香りが強すぎると気分が悪くなってしまうので、無香料のものを好むことが多いです。ときには人によって違う体臭を嗅ぎ分けることもできることもあります。

音楽を聴く時も、音質にこだわりたいほうです。少しの音の変化にも気づいてしまいます。雑音が気になる環境では集中できません。学生時代には、試験中にちょっとした音が気になってしまい、なかなか問題を解くことができませんでした。居酒屋やゲームセンターのような騒がしい場所も苦手です。

自然の音、特に水の音は心が落ち着きます。人工的な音ではなく、生の音が心地よく感じます。自宅でも、外の音が気になって集中できない時は、好きな音楽を聴くことで、余計な音を消し、気持ちを落ち着かせています。

寝る時も、周りの音が気になって眠れないことがあります。そんな時は、耳栓としてノイズキャンセリング機能付きのイヤホンを使って、周囲の音を遮断しています。ノイズキャンセリングは音楽をかけなくても、こうした使い方が出来るので便利に感じてます。周りの音に敏感なかたはノイズキャンセリングイヤホンはおすすめですね。耳栓としても優秀だと思います。逆に散歩中とかはあまりイヤホンは使わないようにして自然の音を聴くようにしてます。どうしても雑音を感じるときには利用しますが、ノイズキャンセリングは周りを遮断してしまうので、ちょっと危険なこともあると思うので安全なところだけに利用するのが良いのかと思います。

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