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2024-11-26

低スペックPCでRoonを試してみた!意外な落とし穴と解決策

中華製のミニパソコン、GMTtec NUCBOX3を使ってRoonを1ヶ月間試してみた結果を報告します。このパソコンは、CPUがCeleron J4125と低スペックながら、ファンレスで静かな点が魅力です。

今回日本にハイレゾのストリーミングQobuzが上陸したということで、Qobuzに契約した上でQobuzを扱えるRoonという音楽再生ソフトも導入することにしたのだが、この安いパソコンにインストールして使ってみての実験結果を報告しよう。

パソコンのスペックは以下の通りです。

  • CPU: Celeron J4125
  • メモリ: 8GB
  • ストレージ: 256GB SSD

特にCPUのスペックが低いため、Roonが快適に動作するか不安でしたが、意外にも十分に利用できました。

1ヶ月使ってみた実験として、

CPU的にはこれくらいでも動くみたい。専用として利用するならば使えるものである。ただし、ちょっと使い方にコツがいるみたいだ。

Roonの動作について

Roonは、この低スペックのパソコンでも動作しました。ただし、Qobuzのハイレゾ音源(192kHz)を取り込む際に遅延が発生し、再生が中断することがありました。そこで、96kHzにダウンサンプリングして再生したところ、問題は解消されました。CPUの処理能力が不足しているため、高ビットレートのファイルには対応できないようです。

熱暴走について

Roonを長時間使用していると、パソコンが熱暴走してシャットダウンすることがありました。特に、Roonを起動した状態で他の作業を行うと、この傾向が顕著でした。ファンレスであるため、冷却性能が低く、負荷がかかると温度が上昇しやすいことが原因と考えられます。

対策について

  • Qobuzのビットレート設定: 24bit/96kHzまでに設定することで、安定した再生が可能になります。
  • 同時作業の制限: Roonを起動している間は、他の負荷の高い作業は避けるようにしましょう。
  • Roonの強制終了: PC Managerなどのアプリを使って、Roonを一時的に停止することで、熱暴走を防ぐことができます。

まとめ

低スペックのパソコンでも、Roonを楽しむことは可能です。ただし、高ビットレートのファイルの再生や、同時作業には注意が必要です。今回の実験結果が、同様の環境でRoonを検討されている方の参考になれば幸いです。

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