「知床の宿地の涯」へ行ってみた
天気が良かったので、久しぶりにドライブで知床に行ってみた。北海道在住だから比較的に知床には行きやすいものの、自宅の札幌からだと450キロほど離れているので、結構時間がかかってしまうところになる。なので、前泊で北見市に宿泊。北見だと、インターネットカフェがあって宿泊料金も安くて済むからである。ケチな旅行なのだ。
北見市からだとしても知床は130キロほど離れているほど遠いところ。それでも、ある程度気楽に行ける距離になる。時速130キロで1時間と考えると近い。そんなスピード出さないけど。今回はウトロから羅臼への知床峠は行くことは断念した。5月中旬は、まだ峠はマイナスになるような気温になる。昼は凍結しないらしいが、夜は凍結路面になるような時期。タイヤも夏タイヤにしていることだし、峠道面倒くさいので、ウトロ方面だけにした。知床いく前に弟子屈の和琴半島を探索して時間を費やしたあとで時間も限られてたし。また北見に戻る必要もあるので、とりあえず行ったことない「知床の宿地の涯」めがけていく。途中で車のなかで「知床旅情」を口ずさみながらドライブを楽しんだ。上機嫌で知床旅情満載ドライブだ。後でしらべると現在は「知床の宿地の涯」は知床の事故で有名な経営者の宿ということでした。
それにしても、今回は日曜日だからなのか、知床方面はガソリンスタンドがすべて休み。観光シーズン以外に関しては、日曜日はガソリンスタンドは休みなのだろう。先に北見市でガソリンを満タンにしておいて良かった。ある程度ガソリンに余裕をもっていないと、不安な運転になってしまうので、ガソリンは半分になったらいれるようにしている。そもそも、軽自動車は450キロほどを1日乗っているとガソリンは無くなってしまうので、途中で給油は必要になるのだけれど。
地の涯への途中の道が、なんとも心細い道になってきた。知床旅情を歌う余裕がなくなってきた。いかにも鹿とかヒグマに出会いそうな雰囲気。webの情報を後でみているとやっぱり途中で動物に出くわす場合が多い道とのこと。鹿やヒグマにも会うらしい。そういえば、前に知床来たときは、もっとメインの道の脇にヒグマがいたこともあるのだから、こんな心細い道だと当然出会うこともあるだろう。細い道の場合の方がびっくりするだろうな。まあ、違うところで鹿もいたし、へびもいた。自然満載だ。
ヒグマに出会うことよりも、どちらかというと細い一本道で向かいから車が来たらどうするのかって不安に思っていた。そしたら、案の定、向かいから車がやってきた。たまたますれ違うために作っているスペースの近くだったので、運良くすれ違うことが出来た。もし、本当に1本道のところで出会ったらどうするのだろうか。それほど、車が通らないという証なのだろう。秘境感満載だ。
地の涯到着。
「知床の宿地の涯」の近くの駐車場のところから、すぐのところに温泉がでていたので、湯浴みしてみた。自然のなかの温泉はドライブの疲れを癒やすことができた。調べると岩尾別温泉というらしい。三段の温泉になっていた一番上の湯船が適温だった。温泉のお湯がきれいだし、だれもいなかったので、温泉に入ってみた。けれど、ブユがいたので何箇所か刺されてしまった。痒いな。