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2021-12-16

ヴァンス・ガラルディ・トリオでクリスマス「A Charlie Brown Christmas」

今回紹介はヴァンス・ガラルディ・トリオのクリスマスアルバム。

「A Charlie Brown Christmas」 、日本語訳で「スヌーピーのメリークリスマス」。

これは元々、漫画ピーナッツ(主人公チャーリー・ブラウンでペットのスヌーピーで有名)の初アニメ化作品の特番[A Charlie Brown Christmas]にあたってのサウンドトラックになります。(1965年12月9日の放送された。)
このアニメは当時のアメリカでは画期的で「トムとジェリー」とか「バックスバニー」などのドタバタのギャグアニメが主流の時代にシリアスなアニメで好評になりその後も毎年アニメ化が続きました。子供達がでてくる物語ですが、静かな哲学的なものです。内容は商業主義の現代のクリスマスに違和感を抱くチャーリー・ブラウンが、仲間たちの力を借り”クリスマスの本当の意味”を見出すという物語です。いまだに考えさせられる内容ですよね。アメリカではクリスマスに毎年放映されるような定番だったみたいです。ちなみに25分の短編になります。このアルバム自体も400万枚売れたらしいから、本当に好評だったのでしょう。

アルバム単体としても素晴らしく、いまだにCD化される作品。サントラとしてではなく独立して聴いても、作品として素晴らしいものです。クリスマススタンダード曲や アニメではシュローダーが弾いていたヴァンス・ガラルディ のオリジナル曲「ライナスとルーシー」 やベートーヴェン「エリーゼのために」などの有名曲もアルバムにあります。クリスマス以外でも聴きやすいので結構愛聴盤になってます。

このアニメの記念的オープニングの動画添付しました。しんみりと始まります。

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