油彩画家 仲 浩克 の公式サイト
2021-11-05

公園や散策路は自分の庭

基本的に共有できるものは、共有していくと、自分のものが少なくて済むし、沢山のものを使えるような感覚になれる。そう考えると、自分の居場所は沢山ある感じがする。好みの公園や散策路など何度も足を運ぶところは、自分の所有の土地のように感じることが、しばしばである。自分の庭のような感覚である。だからこそ、何度も何度も同じところに行ってしまうところがある。

それでいて、同じ場所が季節や時間によって変化があるから、案外と飽きないし、所有しているような感覚もあって、そこにいることで安心感さえもあるものだ。自分にとって自然は楽しいし心地よいものである。天然のヒーリング。その光や空気感覚を体にあびて、なんとも言えない(言葉で表現できないような)感覚は本当に気持ち良い。その感覚を得たいがために、出歩くし、その心地よさをみんなに共有してもらうために、自分の場合は油絵を利用している。だから、見たままではなく、感じたまま描く。

絵で心地良さを伝えることが出来ると、本当に嬉しい。絵でのヒーリングも可能になってくるはずだろう。

そのために、油絵を描き続けている。

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