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2022-09-01

アクリル絵の具を油絵の下地にしてみた

このところ実験的に油絵を色紙に描いている。カンヴァスのように厚みが無くて、いつもとは違った感触になる。カンヴァスで描くことに慣れてしまったので、ちょっと描きなれないものでもある。

下地を金色や銀色にして描くことを試みているけれど、当初、油絵具で下地を作っていたが、乾くまでに結構時間がかかるのと、何度も重ね塗りをしてようやく下地が出来上がるので、描いているよりも下地作りの方がむしろ時間がかかっていた。

ということで、実験的に下地にアクリル絵の具を利用してみた。流石に乾くのが早い。結構便利である。アクリルの上には油彩は塗ることができるので、この方法はありかと思う。ちなみに油彩の上にはアクリルはのらないので気を付ける必要あります。

下地なので、結構の容量を使うので、リキテックスベーシックスというのを使ってみた。大量にある割には安い。光沢が結構強い絵の具である。油絵の具だと金色銀色なんかは高価であるもの。油絵には下地用の金色銀色なんて存在しない。アクリルだと、ちょっと安い感じもする。代用といえば代用になるけれど、発色も良く油彩とは違った光沢を得られるので、それはそれで好みでもある。ちょっと面白いので何作か描いているところです。

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