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2021-03-03

乾く前に描き進めるアラプリマ技法の油絵制作工程

一度動画サイトのYouTubeで油絵の制作工程を投稿してみた。けど、ちょっと長時間の撮影をしないといけないのと、撮影後の編集が私には面倒で、なかなか制作過程についての動画を作成出来ずにいた。ということで、今回は動画にはしていません。
私なりの油絵のアラプリマでの制作の方法を公開します。特徴はアラプリマだけども木炭で下書きをすることと、溶き油を使わないことかと思う。

大雑把に木炭で構図作成。ある程度の明暗の分かる感じで、完成が予想できるように描いてます。ある程度のイメージが出来たら、木炭を定着スプレー(フィキサチーフ)で定着させます。その後、ここに塗り絵していきます。

まずは一番遠くのところの空の部分だけを柔らかい筆で描きます。溶き油は使ってません。チューブから出したものを混色して、そのまま色を置いてます。そうすることで、乾く前に隣の部分は描けます。

次に雪と川の部分に色を置きます。刷毛とかナイフも使ってます。細かいところはまだ描きません。乾く前にどんどん描き進めます。塗り絵のようにしているのと、溶き油を使わないので色が汚れにくいです。ある程度、頭の中で描く部分を想像しながら、一気に描きます。

少し描きこみます。ちょっと乾いたのを確認したら、枝とか木の感じを勢いよく適当に描きます。乾かない状態のときは、色が載りにくいので、大量に絵の具を置くか、どうしてもうまくいかないなら、もう少し乾くの待ちます。
乾かない状態で一気に描くほうが良いところは、描きますが、乾いた方が効果的なところは、乾きを待ちます。

もっと時間を置いてから、もう少し描きこんで、サインを入れて完成です。

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