2020-01-08
油絵作品【紅葉】
もうとっくに冬景色になってしまってるけど、先月に紅葉の油絵を描いたものがあるので紹介します。
紅葉の綺麗なシーズンというのも本当に限られた時期しかないものですね。
どのシーズンも限られた期間しかないからこそ、はかない美しさがあるような気がします。
私は基本的な考え方としては具象画を描くのですが、感覚的には写実性にこだわってるわけではなく、感じたままを素早く描くことにこだわっているので、形のあるものを描くのは、どちらかというと得意ではありませんが、なんとなく雰囲気をつかんだ感じになれば、そこで油絵は終了にします。
絵具を塗るというより、絵の具をキャンバスに置く感じで描いてます。
丁寧に描けば描くほど、自分にはつまらなく感じてしまう。
確かに写真のように見える時間のかかる描き方も素晴らしいのですが、自分は未完成のような印象派の描き方が好きだ。
なので、そんな描き方を心がけている。
綺麗な色に癒されるので、そんな色を沢山つかってる。
ただ単に、しっかりデッサンするのが出来なくて、すぐに絵具を使いたい欲求に従っているだけなのですが。
とにかくキャンバスに油絵を置いていくのが楽しいので、油絵は完成してしまいます。油絵具の混色楽しいというか心地良いのです。
それだけのことです。
今回も秋の風景。サムホールの小さなキャンバスに感動の薄れる前に描いた。
何もない風景で、ある意味抽象画的にも見えるかもしれない。
2020-01-08 by
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