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2021-02-02

【グレッチェン・パーラト】を聴いてみた

英語で書くと

Gretcen Parlato】 

アルバム名でもあって、人名でもある。こういったのは、初アルバムであることが多く、このアルバムもそうだ。

このアルバムのリーダーはジャズボーカリスト 「グレッチェンパーラト」。1976年のアメリカ生まれの女性。日本語だと「パルラート」と読むこともある。

なんだか、つかみどころのない気だるい歌い方が気持ち良い。1曲目のスタンダードナンバー「スカイラーク」での歌声は、スキャット的に声そのものから開始されて、けだるい歌声に変化してくる。歌う部分はさらりと歌うボサノバ的な歌唱方法である。どうやら、ボサノバにかなり影響されているようだ。

歌唱方法だけでなく、音楽自体もボサノバ風のラテンの味。音楽に関してはボサノバほどボサノバでもなく、もちろんガチガチのジャズの方法でもなく、ちょっと現代的な音の響きもあって、好みのものである。風のなかの音の流れを聴いている感じなる。なんだか、いい感じ。

ギターが打楽器的に演奏されていて、それと、ベースとピアノとパーカッションがうまくブレンドされている。それにこのボーカルだと、ぴったりな心地よさです。

Gretchen parlato(vo, per),Aaron Parks(p),Lionel Loueke(g, vo),Massimo,Biolcati(b),Gafe(per)

2005年の発売

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