マングースの筆扱いやすかったな

マングース

油絵は絵肌が重要であると思う。それは、特に油絵の特徴であって、アナログの絵画のなかでも水彩画とか日本画とかアクリル以上に絵肌が重要なものかと思う。もちろん印刷されたものや写真とも違うのものである。物自体の存在感が重みがあるものかと思う。立体感のある感じで筆の勢いを素直に表現できるのが、油絵だと思っていて、そうした表現ができるからこそ、この画材を好んで使うことになっている。

今となっては、乾きの遅い扱いにくい画材のようであるが、この油絵という画材が、自分にとっては一番表現しやすいものになっているから、不思議な縁である。あこがれの、印象派のような描き方は油絵でこそ、描きやすいのである。

そんな絵肌を利用した描き方ならば、コシの強い筆が必要になってくる。柔らかすぎても描きにくかったりもする。やっぱり、指の感覚、触覚は大切で直に感覚を伝えられるような筆があると表現しやすいもの。だからこそ、筆にもこだわってしまう。だからといって、すごく高価な筆もそうそう買えるものでもなく、適当に実験的に色々な筆選んで描いてみていた。

色々と使った結果しっくりきた筆のひとつにマングースの毛の筆があった。固い表現とかザックリした表現には名村の豚毛の筆を愛用していますが、しっとりした表現の時にはラファエルのマングースの毛の筆をつかうことが多かった。マングースの毛の筆は硬さは豚のように硬くもなく、かといって柔らかすぎるといった感じでもなく、適度なコシがあってかなり好んで使っていた。絵の具の含み具合もよかった。かつてはホルベインとかラファエルといったメーカーでマングースの毛の筆を販売していたのだけど、最近はすべてのメーカーでマングースの筆を製造中止にしてしまって残念なものです。マングースの毛は貴重なものになってしまったのでしょう。別の筆でマングースの感覚のものを探して描くことになってます。

現在はマングースの代わりにホルベインのリセーブルの筆を使ってみてます。まあまあ慣れてきましたかね。マングースの方がいいけどな。

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