油彩画家 仲 浩克 の公式サイト
2022-10-01

示現会北海道作家展を今年2022年で卒業します

目次

示現会北海道作家展卒業

今年2022年は示現会北海道作家展に出品しますが、来年からは私 (仲 浩克) は出品しないことにしました。2013年からの出品によって、画家のきっかけをつくってもらった組織が示現会北海道作家展になります。油絵を世間に公開するのも初めてのことでした。もう亡くなってしまった坂井たかしさん、下田敏泰さんなどに指導をしていただきました。そうしたことが励みにもなりました。そういった意味では示現会北海道作家展に感謝しております。もう10年ほど所属したということで、示現会北海道作家展に関しては今回を持ちまして卒業いたします。ここでの勉強は卒業ということです。

私が幹事で今年の示現会北海道作家展が開催されますが、幹事としての仕事も今年で卒業といたします。来年2023年から示現会北海道作家展があったとしても、出品は致しません

卒業理由

そもそも組織が苦手なので、私としては、既存の会社組織に依存せずに個人的に動こうと個人事業主として画家になりました。示現会北海道作家展も当初は気楽なものでしたが、いつしか組織のような面倒くささを感じるようになりました。

というのも、当初は会合にも出席せずにいましたし、示現会北海道作家展の組織の中心にいなかったのですが、3年前から下田敏泰さんから引き継いで幹事として雑務をすることになってしまったのです。皆さんの協力なしには出来るものでもありません。ところが古くからいる人の意見をうまく調整することもできず悩むことになってしまいました。そのことで精神的に追い込まれ体調も悪くなってしまったのです。一方、会計に関しては、中山一博さんにしていただくことで、精神的にも助かっておりました。また、前任の亡くなった下田敏泰さんにも相談しながら、なんとか幹事をしてきておりました。この2人には本当に感謝しております。

しかしながら、結局は私がリーダーというわけでもなく組織のなかでの便利な人になってしまっていて、それもうまく調整できずにいて、収拾がつかず精神的に追い込まれて絵を描くことの妨げになってしまいました。それが卒業する理由の一つになります。簡単にいうと、勝手な行動をする人がいて収拾が付かない状態になって分裂したような形になります。この組織にいる必要もありませんし、それどころか絵を描く妨げになるということで、私はここには関わらないようにすることにしました。

そもそも組織自体が苦手なところもあるので、これからは、初心に戻って、画家として絵を描くことを優先することにいたします。何度も言いますが卒業なのです。ここで学ぶことは卒業です。

もともと、示現会という名前がついていますが、本部とは関係ない北海道独自のゆるい集まりということもあるので、ゆるい感じのうちに卒業します。今後示現会北海道作家展に関して、本部とのつながりもある組織になる動きもあるようなので、なおさら卒業する時期と感じております。また心強い相談者として前任の下田敏泰さんが亡くなってしまったことも、卒業のきっかけの一つでもあります。

卒業にあたっては、私だけの独りよがりではなく、示現会の仲間の相談の他、私の師匠の示現会委員の梅沢民雄先生にも相談して決定しております。

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私 仲浩克 の師匠の梅沢民雄先生について

幹事引継ぎに関して

元々前任の下田敏泰さんからの引き継ぎとしては、過去の資料の電子データをいただいたことだけになります。特別な引継ぎはありませんでした。過去の色々な資料データを紐解いて、新しく自分なりの資料を作成したり運営を心掛けておりました。なので示現会北海道作家展としての組織が存続するならば、幹事引継ぎは、今年私が作成した資料データをCDとして渡すのみとします。

今後の方針

示現会北海道作家展の趣旨は本部に出品した大きな作品の北海道での展示でありましたが、それであれば、個人的に個展での出品にするのか、若しくは、引き継いだ組織ではなく気軽な仲間と新しく自分達のつくったグループ展で出品することにしようと思います。

最後に

尚、示現会の国立新美術館への出品は今後もする予定です。いまのところ、示現会を退会するわけではありません

最後になりますが、今年2022年の示現会北海道作家展は出品しますので、よろしくお願いします。

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