油彩画家 仲 浩克 の公式サイト
2024-03-21

時間とは存在するものなのか

夢の中では自分の年齢にしても、自分の役割にしても変わることがある。それ自体はその夢の場面では事実なことであると思う。夢に関しては幻覚のように幻といえば幻を見ているような状況ではあるが、実際は潜在的に脳が考えたことである。幻覚にしたところでも脳の解釈で映像を見ているということになる。その人にとってはきっと事実なのかと思う。夢は自分の若い頃に急にスリップしたり、色々な場面にそのときの時代の登場人物がバラバラに現れることがある。時代と人間がゴチャゴチャな状況になっている。そうなると、ふと考えてみると、今現在も実は見ているものだって、幻である可能性だってあるということだろう。人によって同じものを見ていても感じ方や捉え方が違うのはそういった理由づけになるのかとも思う。だから、全ては幻と解釈することも出来なくもない。ということになると、時間という軸は存在は実は無いような感じがする。過去も今も未来も一緒なのではないだろうか。

今現在という現実というものも実は幻で脳が無意識に解釈していることがその人にとっての事実ではないだろうか。

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