油彩画家 仲 浩克 の公式サイト
2024-04-21

私の座右の銘の変遷

座右の銘というのは皆さんありますか。自分の色々な年代によって座右の銘にも変化がある感じがします。それをちょっとだけお話します。

知識は力である

中学生のときは「知識は力である」(フランシス・ベーコン)というやつを座右の銘にしていた。学習塾の影響かと思う。学生の仕事は勉強。そのころは知識が全てだと思いこんでいた。ある意味いまでもそう思うところもあるが、知識が全てでもないとも思う。でも理論武装しておくと、騙されなくても済むものでもあるし、本当のことを知っていることも必要であるとも思う。最近は世の中に嘘の情報が本当に多く感じるものである。学校の勉強だけが知識でもないのだ。

失敗すればやり直せばいい

大人になってからは、「失敗すればやり直せばいい」(松下幸之助)というやつになった。生きていると色々な困難があるし、数多くの失敗もすることもあると思う。けれども、やり直せばいいだけだと気づいた。成功するまでやってみればいいだけである。今でもこれが基本の座右の銘だ。

これでいいのだ

最近は「これでいいのだ」(バカボンのパパ)という心境でもある。もし知識をつける勉強を続けられなくなったとしても、やり直してさらに失敗を繰り返したとしても、やりなおすことも出来なくても、結局、そのままの自分でいいのだということ。そのままの自分を認めることが出来ると何故かしら根拠のない自信がわくもの。全てが楽しく感じてくるから不思議な感じもする。自分に優しくなれるので、人にも優しくなれるみたいである。

どうやらこれでいいのだ。

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