苫前町郷土資料館へ行きたいな
今年行こうと思っているところとして苫前町郷土資料館がある。北海道民として興味のある資料館で、まだ行ったことがないので気になります。住所としては、北海道苫前町苫前393というところになる。ちなみに入館料は町外の人は大人310円とのこと。地図で確認すると、けっこうな田舎になる。
北海道の北部の田舎の一つ。札幌の自宅から180キロくらい離れているところで、車で途中休憩しながら4時間ほどかけてのんびりとドライブして行こうと思っている。そこには北海道開拓当初の資料があるはずなのである。吉村昭の小説で有名になった「羆嵐(くまあらし)」の舞台になった街の資料館ということで、すごく興味があります。
この小説は1915年に苫前での日本最大のこの獣害で通称「三毛別羆(さんけべつひぐま)事件」と呼ばれる実話を元にした小説。体重340kg、長さ2.7mのエゾヒグマが開拓当初の民家を数度にわたり襲撃し、10名の婦女子が殺傷された(死者7名、負傷者3名)事件です。なかなか酷いものです。開拓当初の冬にあった惨劇で心細い民家で襲われる様子は小説を読んでも恐ろしいものです。そうしたことを経験して北海道が開拓されてきたのだから、そういった開拓者には頭が上がりません。
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実際の襲われた場所付近にも三毛別羆事件復元地というのがあるようですが、さらに奥深い場所みたいで、現在でも本当に羆の出没地区の場所っぽいので、そちらは躊躇してしまいますが、苫前町郷土資料館に関しては、もう少し民家の並ぶような田舎なので、ぜひ行ってみたいものです。
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