油彩画家 仲 浩克 の公式サイト
2021-11-26

影と雪のシンクロ

北海道は、もう結構大雪の降っている地域もあるらしいが、私の住む札幌は大雪とはいえないので、パラりと粉雪が降る程度でなんだか綺麗な感じのする時期である。北海道の冬は嫌でも雪を経験しすぎるので、珍しいものでもないけれど、客観的にこうした降り始めの時期は、ある意味、貴重な一瞬の時期である秋と冬の境目であったりして、少しは楽しめるのかもしれない。

今日もいつものように、朝に散歩をした。
融けても水分のでないような乾いたような粉雪が降るときは、案外寒いものであるけれど、今日は日当たりもよく、ほどよく暖かく感じて心地よい天気であった。
丁度日影の部分だけに雪が残っているのが、なんだか珍しい風景に感じた。影だからその部分が融けにくいのは当然なのだけど。真冬には全て雪になるから、ありえないからね。
手すりの影の部分がそのまま雪が残っている。ずれているのは、日の出からしばらくたっていて、日影の位置がずれたのかな。なんだか、おもしろいなあ。影と雪がシンクロしてるみたいだ。

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