油彩画家 仲 浩克 の公式サイト
2022-03-24

パイロットでも顔料のインク『強色(TSUWAIRO)』が発売

万年筆を愛用して利用している。

万年筆が好きだからといって、沢山の万年筆を購入して収集したり、ボトルインクを揃えるということもなく、数本の万年筆で気に入ったインクだけで利用しているという使いかたである。現状はインクの容量の多い日本の万年筆のパイロットの万年筆を利用している。気に入ったものを大事に使っていく万年筆は普段使いとして思ったよりも、コストパフォーマンスは高いものです。そのうえ使えば使うほどに自分仕様に適度に研磨されて自分専用のペン先になっていきます。なので、愛用することになってしまった。

染料と顔料

現在インクに関しては、別のメーカーになるのだけど、自己責任でセーラーのブルーブラック系の色調の「青墨」という顔料インクを利用している。一般的に万年筆は染料インクといって水に溶けやすかったり、光にあたると消えてしまうものが主流なのですが、なかには、乾いてしまうと水に溶けない顔料インクというものもある。私は、インクの耐水性や耐光性を重要視している。あて名書きにも万年筆を利用するからであるし、保存されてこその筆記だとも思っている。だからこそ、パイロットには顔料インクがなかったので、万年筆とは別のメーカーのインクを利用していた。ちなみに何故か、パイロットの染料インクのブルーブラックは耐光性は悪いですけど、水に溶けないので案外便利なインクです。

耐水性耐光性
染料インク××
顔料インク

パイロットの顔料インク

ここ最近、偶然にインターネットでパイロットの情報をみると、今まではパイロットには顔料インクというのが販売されていなかったのですが、どうやらパイロットにも顔料インクが発売されたそうなことが分かりました。2022年3月4日(金)より発売しはじめたようです。万年筆用顔料インキ『強色(TSUWAIRO)』というもの。※パイロットではインクのことをインキといいます。

このインクも気になるものですね。それにしても顔料インクはインク詰まりの可能性があるから、メンテナンスはしっかりする必要があります。一番のメンテナンスは毎日使うことですね。

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