油彩画家 仲 浩克 の公式サイト
2020-07-14

私の利用している油彩画のクリーナーについての説明 

油彩に関しては、水彩と違って、水に溶けることがないことが、不便と思われている。筆を洗うにしても、パレットを洗うにしても、絵の具が手に付いたにしても、間違って衣服に絵の具が付いたとしても、水で洗浄することができないことが不便なことでもある。水にかわるものが、いろいろと販売されているけれども、いろいろ使ってみて、使い心地の好みのもので、今自分が使っているものを紹介していこうかと思っている。

絵の描き方ではなくて、溶剤も油絵には重要なことです。私は健康のためにも有害性の少ないものを選んでいます。

利用しているのは次の4種類になります。

目次

パーフェクトクリーナー

これは世界堂で販売されているクリーナーでメーカーも世界堂のもの。私は北海道在住なので、世界堂の店舗が近くにないので、オンラインショップで購入している。簡単にいうと、油落としの洗剤の感じのもの。水性洗浄液。成分は書いてないのですが、恐らく、泡立つので、界面活性剤であると思われる。水性のクリーナーなのと、他の同程度の商品よりも、ある程度値段が抑えられているので、これを利用している。筆を最終的に洗う時の洗剤にしている。もちろん無臭。

パーフェクトクリーナーは筆を水洗いするときの洗剤として主に利用するので、扱いやすくするために、違う小さな容器に入れ替えて利用している。

インターネットで購入するのならば、世界堂オンラインショップで購入できます。

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オドレス ブラシクリーナー

次のは ホルベインのブラシクリーナー。普段筆の油汚れを落とすための筆洗器にいれるブラシクリーナーとして利用している。石油系の溶剤になる。石油なのでもちろん引火性あり。石油系のにおいが苦手なので、無臭のタイプを選んでいる。日常で筆を毎日水洗いしていないので、リンス入りのものを選択している。無臭のタイプは匂いのきついタイプに比べて洗浄力が劣るのだけれども、どうしても、石油臭が具合悪くなるので、無臭タイプを私は選ぶことにしている。

ここにオドレスブラシクリーナーを入れる

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エコリムーバー

パレットにこびりついた絵具をとるものとして利用。いわゆる剥離剤。二塩基酸エスチル、グリコール類の非塩素系の溶剤。ホルベイン製品。ちょっと液体としてはドロドロしたもの。引火性あり。ちょっとだけ、匂いがきつい感じ。色々剥離剤があるなか、非塩素系なのでこれを選択している。世界堂のパーフェクトクリーナーが洗剤だとしたら、こちらは剥離剤なので、ひどいこびりつきの時のみに利用するので、それほど毎回は出番がないもの。まめに、パレットの清掃を毎日すれば、それほど必要ないはず。筆を洗い忘れて固まってしまったときの復活させるときにも利用できる。

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アクアマジック

これは丸善美術商事のアクアマジック。植物性のクリーナー。他のクリーナーと比べると、値段が高価であるけれど、界面活性剤や石油を配合していないものなので利用価値あり。植物由来の無臭、無公害、不燃性で洗浄力も高いもの。本来これ一本で良いかとも思いますが、値段が結構するので、いざという時のものにしている。

植物由来のものなので、肌に付いたときの洗浄に安心して利用できる。界面活性剤ではないので、泡立つことなく、水洗いを直後にしなくてもいいのが使いやすいです。私は手に付いた汚れとか、衣服に間違って絵の具をつけてしまったとき、床に絵の具を落とした時などに利用している。油絵ではないけど、私は万年筆常用しているのですが、万年筆のインク吸入の時に手に付いたインクを落とせることも便利です。

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