嫌なことも「ネタ」にすればいい? ブロガー的思考法

雑談

ブログを書いていると、どうしても「何か書くことないかな」とネタを探す癖がつきます。
それは、まるで日常のできごとを、すべてブログのフィルターを通して見ているような感覚です。私は風景画家でもあるので、散歩しているときに、「何か描くものはないかな」をネタを探す癖と同じような感覚です。
たとえば、面倒なトラブルに巻き込まれたり、ちょっとした失敗をしてしまったり。普通なら「最悪だ……」で終わってしまうような出来事でも、「これはブログのネタになるかもしれない」と考えると、少しだけ気持ちが楽になることがあります。
もちろん、本当に嫌なことは嫌です。でも、その嫌な気持ちをただ消化するだけでなく、「なぜ嫌だったのか」「どうすればよかったのか」と掘り下げて考えてみる。そうすることで、それはただの嫌な思い出ではなく、誰かの役に立つかもしれない「一つのエピソード」に変わるのです。

ネタにできなくても、無駄じゃない

実際には、そうやって頭の中で考えたことのほとんどは、ブログ記事として公開することはありません。下書きだけで終わることがほとんどです。でもとりあえずは文章にしてみるのです。メモというくらいの良くわからないような文章の羅列かもしれません。
でも、それでいいんです。
大切なのは、ネタになるかどうかを考える過程そのもの。物事を多角的に見つめ、思考を巡らせることで、自分の内面を整理することができます。それは、文章を書く上での土台となり、いざという時に役立つ引き出しを増やしてくれる。
「面倒なことが起こったとしても、それがネタになるなら、それはそれで良かった」
一見すると少し皮肉っぽい考え方かもしれませんが、私にとってこれは、日常を面白くするための大切な思考法なのかもしれません。

この記事を書いた人

札幌在住油彩画家。音楽鑑賞(ジャズ)、オーディオ、散歩、ドライブ、サイト運営が好き。

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