小田啓介 作品展「創造のかけら2022」を観てきました

絵描き仲間のイラストレーターの小田啓介さんの展示があったので鑑賞してきました。

ちなみに小田啓介さんには以前に私の所属する示現会に出品していただいていたりして、（もちろん入選していました）お世話になっておりました。普段の仕事は殆どデジタルの作風のようですが、展示となると、いろいろな作風の油絵やアクリル画、版画などもあり、多彩な才能のある作家です。

今回は札幌の街中のカフェの壁面展示。「創造のかけら」シリーズは何度か見ていましたが、新作もまじえて展示していました。お店の雰囲気に溶け込むようなイラストがインテリア的に佇む感じがしました。額縁に関しても自分で制作したもののようです。大げさすぎない額縁がさりげなく絵を引き立てています。この額縁も小田さんの制作したもののようです。本当に多才で羨ましい限り。

絵に関しては、しなベニアに描いたもののようで、板に描いたことを活かした作風です。

スクエアの絵と変形の細長い絵による、リズムある展示。ベニアに描いて、自作の額縁なので、普段みないような細長い絵が見られて壁面展示でも単調に感じません。まるで壁面をキャンバスにして描いているようにも感じられます。

空間に本当に溶け込んでいますね。

まだまだ、作品はあったのですが、お店は結構混んでいたので、近づいて鑑賞することも撮影にしても、残念ながらちょっと出来なかったです。

小田啓介　作品展【創造のかけら2022】