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2021-02-14

2019年にはチック・コリアさん札幌に来てたのに

そういえば、チック・コリアさん札幌で近年コンサートしていたよな。2021年2月9日に亡くなってしまったので、ちょっと思い出してしまった。ジャズファンとして、追悼をこめて、コリアさんの演奏していたアルバムを聴きながら語っていきます。

2019年3月に北海道・札幌の札幌文化芸術劇場 hitaruにて

チック・コリア(ピアノ)、クリスチャン・マクブライド(ベース)、ブライアン・ブレイド(ドラム)からなるピアノトリオのコンサート。2019年3月に北海道・札幌の札幌文化芸術劇場 hitaruにて行われていた。札幌滞在中には札幌ラーメン食べてたのも知っている。twitterで見た記憶がある。つい最近のような感じがするな。

ああ、偉大なミュージシャンがいなくなってしまった。2019年当時札幌に呼ぶことができたのも、札幌文化芸術劇場 hitaruが出来上がってすぐだったからだと思う。もちろん新型コロナウイルスが発生する前のことだし。なんだか、コンサートのことをものすごく覚えている。実際には、私はコンサートに行ってなかったけど。

ピアニストとしてのチック・コリア

チック・コリアさんの功績は沢山あると思う。あえてピアニストだけとして見ると、ピアノ奏法は独特で、結構個性的な感じ。粒あるピアノの叩きかただけれど、アドリブで調子のると、音がギクシャクするような感じですすむ。でも、結局まとまって聴こえてくる。全てスムーズにすすむのではなくて、なんだか、途中、音がひっかかって聴こえる。いわゆる、パウエル派のバップスタイルのピアノでもなく、エバンス的な抒情的な響きでもなく、その後の新世代のピアノスタイルを作ったピアニストのひとり。ジャズの歴史には外せない人である。巨匠だ。

札幌に来た時には、演奏は聴きにいけなかったけど、同じメンバーのチック・コリア・トリオで追悼します

アルバム「トリロジー」

アルバム「トリロジー」(2013年録音)も同じメンバーです。

YouTubeで同じメンバーの演奏があったので、こちらも添付しておきます。

作品は動画でも残っていくんだね、永遠に。

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