ジャズから油絵を描くにあたっての影響を受けた
油絵を描くにあたって、色々なところからの強い影響を受けている。直接的に絵画からの場合はもちろんのこと、音楽的インスピレーションから受けることだってある。絵画鑑賞より音楽鑑賞の方が趣味ですから。
絵画的影響に関しては、典型的な印象派のアルフレッド・シスレーとかクロード・モネということになるけれど、セザンヌだったり、ベルト・モリゾなどの印象派後期の画家にも、かなり影響を受けている。その他も間接的に沢山影響うけていると思います。
音楽からの影響は主にはジャズで、即効的な演奏方法を油絵にも取り入れている。強く絵の表現として影響を受けているのはアート・ペッパーというアルトサックス奏者。それから、ピアニストのビル・エヴァンスってことになる。どちらの奏者も抒情性とスピード感を持ち合わせている。そんな感じで描きたいのです。
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だから、印象派の色彩の豊かな絵が好きだし、ジャズのようなアドリブ感のある筆跡を感じる絵が好みということになってしまった。
とにかく今は、影響というよりも、本当に自分のことを見つめることが出来て、それを絵としての表現になれるかの段階にきたような気がする。自分の画風を作るときかと思う。それには、枚数を描くことなのかと思っている。
生み出すといった苦労はあるかもしれないけれど、やっぱり、絵を描く過程もすべて好きなんだと思う。油絵の具こねるのが面白い。結局、やってしまうことだから、続けていられる。なので、結果的に画風らしきものが出来つつあるかと思う。
自分の感じたことを、1枚の絵に表現するというのが、自分の一番やりたいことだ。文章も音楽も好きだけれども、自分の表現として、たまたま一番発揮できることが、油絵の表現ということだと思う。
だから、これからも油絵を描きます。ブログも書きますけどね(笑)。