長年ジャズを心の友としてきた私にとって、最近の音楽探求は、まるで宝探しのようなワクワク感に満ちています。様々なジャンルの音楽に耳を傾ける中で、とりわけ強く惹かれるのは、ジャズの深奥に眠るルーツの一つ、アフリカの音楽との繋がりです。
これまでも多様な音楽に触れてきましたが、驚くべきことに、インド音楽など他のジャンルと比較して、アフリカの音楽は私の心にスッと入り込んでくるような、不思議な聴きやすさを持っているのです。ジャズ特有の音楽的表現と、どこか共通する 語法があるのかもしれません。サンバやインド音楽といった系統のものよりも、より自然に、そして深く共鳴する音楽だと感じ、その面白さに夢中になっています。もしかしたら、アフリカ音楽のリズムのパターンが、私の心の奥底に眠る何かに心地よく響いているのかもしれません。リチャード・ボナ（ベース・ボーカル）のようなアーティストが、ジャズとアフリカ音楽を鮮やかに融合させているのを元々知っていましたが、その魅力にますます惹き込まれています。
実際に楽器の音色に耳を傾けてみると、その感覚はさらに深まります。例えば、アフリカの伝統的な楽器であるコラ。初めて聴いたときから、インドの楽器とは全く異なる、どこか懐かしい響きに心を奪われました。それはまるで、フラメンコギターが奏でるような、弦を爪や指で優しく、あるいは力強くはじく瞬間の、あの独特の乾いた感触を伴った音色なのです。でもギターとはまた違う、深く、そしてどこまでも広がっていくような心地よさが、コラの音色にはあります。
そんな音楽探求の旅の途中、先日、偶然にも素晴らしいコラ奏者と音源上で出会うことができました。その方の名は、バラケ・シソコ。マリ共和国出身で、1968年生まれのコラ奏者です。彼の奏でる音楽は、まさに私の探していた音色そのものでした。繊細でありながら力強く、そして何よりも、聴く者の心に優しく寄り添うような温かさを持っているのです。コラという楽器が持つ独特の響きと、バラケ・シソコさんの卓越した演奏技術が合わさることで、他に類を見ない、心地よい音。まるで、アフリカの大地の息吹と、そこに生きる人々の魂が、彼の奏でる弦の音色を通して伝わってくるようです。
今回のバラケ・シソコさんとの出会いは、私にとって音楽の旅における新たなハイライトとなりました。彼の音楽を聴くことで、これまで以上にジャズのルーツであるアフリカ音楽への興味が深まりましたし、コラという楽器の持つ奥深い魅力に改めて気づかされました。
この感動を、ぜひ皆さんと共有したいと思います。もし機会があれば、バラケ・シソコさんの音楽に耳を傾けてみてください。
ভাষা この意味は
「ভাষা (bhaṣa)」は、ベンガル語で 「言語」 を意味します。
もし、文脈や他の情報があれば、より的確な意味合いを伝えられるかもしれません。例えば、どの言語で書かれているか、どのような状況で使われているかなど教えていただけると幸いです。
