皆さん、こんにちは!今回は、ちょっと未来を感じさせる決済システムの話題をお届けしたいと思います。
まず、いま開催されている大阪・関西万博で、実験的に導入されているという万博専用キャッシュレス決済「ミャクペ!」。名前がユニークですよね!このミャクペ!、単なるQRコード決済に留まらない、注目の機能があるんです。それがなんと、顔認証決済!
事前に顔情報を登録しておけば、スマホやクレジットカードをわざわざ取り出すことなく、文字通り「顔パス」で決済が完了するという画期的なシステムらしいですね。想像してみてください。テーマパークのアトラクションの待ち時間に、顔一つでサッと飲み物を買える。そんな未来がもうすぐそこまで来ているのかもしれません。
ミャクペ!は、決済前に銀行口座やクレジットカードからチャージするプリペイド方式。万博会場内だけでなく、先行して2024年7月からサービスが始まり、全国で使えるそうです。ただし、実験的なので、万博が終了する10月13日までしか使えないみたいなのです。QRコード決済の他に、VISAのタッチ決済や「iD」が使えるお店でもミャクペ!で支払えるとのこと。顔認証を行うために今回実験的に万博で行ったのでしょう。
一方で、課題もあるようです。現在、チャージできるネットバンクが限られていることや、他のキャッシュレス決済と比べて還元率が低いという声も聞かれます。しかし、顔認証決済の利便性は間違いなく魅力的ですよね。
そして、地元北海道の話題も少し。プロ野球・日本ハムファイターズの新球場「エスコンフィールドHOKKAIDO」では、なんと完全キャッシュレス決済を採用しているとのこと。現金は一切使えず、クレジットカード、電子マネー、QRコード決済など、キャッシュレス決済のみでの支払いとのことです。野球にあまり興味がないので、まだ訪れたことはないのですが、時代の流れを感じますね。
もし、この顔認証決済が交通機関で利用できるようになれば、さらに便利になるのではないでしょうか。改札をスムーズに通過できるだけでなく、ICカードの貸し借りといった不正利用を防ぐ効果も期待できます。特に、毎日利用する公共交通機関での導入は、私たちの生活を大きく変える可能性を秘めていると感じます。ただ、顔認証のためにカメラ前で立ち止まるマイナ保険証のレベルでは意味がないので、通過するだけで決済のできるAmazon GOレベルの自然な顔認証が要求されるのかと思います。技術的には可能だと思います。
万博での実験導入を経て、ミャクペ!、そして顔認証決済が私たちの社会にどのように浸透していくのか、今後の動向に注目していきたいと思います。