今日の午後3時頃、我が家でちょっとしたパニックが起きた。
姉がトイレの水が流れなくなったことに気づき、私に知らせてくれた。姉に呼ばれた私は、急いで2階のトイレへと向かった。
状況を確かめるためにロータンクを開けてみると、中身は見事にからっぽ。
「とりあえず、水を足してみるか」
そう思い、バケツに水を汲んできてロータンクへと並々と溜めてみた。
これでいけるか、とレバーを回してみる。……が、やはり流れるだけで、その後に自動で給水される気配がまったくない。姉は1階のトイレも確認しに行ってくれたのだが、そっちも流れない。
「何も触っていないのに、1階も2階も流れないよ……!」と、姉はすっかり困惑している。
「これは完全にどこか壊れたかな……」
そう確信した私は、その場ですぐに設備屋さんへ電話を入れた。一刻を争う事態だと思ったのだ。トイレの水が流れないと夜が大変なことになってしまうから。
しかし、電話を切ったあと、もう一度落ち着いて状況を確認してみて驚いた。
機械の故障なんかではない。ただ給水がされていない状態……いや、見事に「水抜き」されていたのだ。
凍結の心配など一切ないこの季節に、なぜ水抜き?
一瞬、頭の中が「?」でいっぱいになったが、原因が故障ではないと分かった以上、そのままにするわけにはいかない。慌てて以前お世話になった設備屋さんに再度電話をかけ、事情を説明してすぐにキャンセルしてもらった。平謝りで撤回したけれど、お騒がせして本当に申し訳ないことをしてしまった……。
それにしても、まさかこんなタイミングで水抜きをするとは、本当に意外なことをするものである。
同居している父にこの話をしてみたところで、仕方のないことだとは分かっている。分かってはいるけれど、「まさかそこを触るとは」という、あまりに予想の斜め上をいく原因に、驚きを通り越してただただ脱力してしまった。
急に水が流れなくなったときの姉の困惑も、その後の自分の焦りも、すべては「まさかの水抜き」が原因。
日常の「当たり前」は、思いもよらない行動で一瞬にしてひっくり返るものである。
ひとまずはバケツでの応急処置を続けながら、水抜きを給水にして直すことができた。やれやれと胸をなでおろす午後3時の出来事だった。
何もしないのに給水されない?予想の斜め上をいったトラブルの真相
雑談

