Roonで音楽を心地よく聴いている最中に、突然音楽が止まったり、RoonReadyデバイス(WiiM Pro Plusなど)を見失って焦った経験はありませんか?
我が家のシステムでも、RoonROCK(NUC)からWi-Fi経由でWiiM Pro Plusへ伝送する際、時々接続が途切れる現象に悩まされていました。中継機での操作である程度解決すると思ったのですが、それでもまだ、RoonReadyデバイスを見失うことが結果的にありました。
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オーディオ用のLANケーブルやノイズ対策プラグ、リニア電源などで足元を固めても解決しない場合、原因は「ルーターのネットワーク設定」にある可能性が大です。今回は、auのホームゲートウェイ(HGW-BL1500HM)を例に、Roonの通信をノーミスで完璧に安定させるための「2つの特効薬設定」を解説します。
対策1:5GHzのチャンネルを「48ch(W52)」に固定する
まず一番の通信途切れの原因になっていたと思われるのが、Wi-Fiの自動チャンネル選択による「電波の一時停止」でした。
5GHz帯の電波には法律上のルールがあり、「W53」や「W56」という電波帯を使っている際、ルーターが気象レーダーなどの電波を検知すると、「レーダーを優先するためにWi-Fiの電波を最低1分間完全に止めなければならない(DFS機能)」と定められています。
これが発動すると、RoonサーバーとWiiMの通信が一瞬で引き裂かれ、デバイス迷子が発生します。
設定方法
ルーターのクイック設定Webを開き、「無線LAN設定」から以下のように変更します。
- チャネル自動選択:【OFF】
- 使用チャネル:【48(W52)】に固定指定
【効果】
「48ch(W52グループ)」は、気象レーダーと干渉しないことが最初から分かっている専用レーンです。ここを指定することで、ルーターが不意に電波を止めることが24時間365日一切なくなり、音楽専用のクリーンで途切れないプライベートレーンが確保できるはずです。
対策2:マルチキャストSnooping(スヌーピング)機能をOFFにする
Roonは、サーバーと再生機器(エンドポイント)を探し出すために「マルチキャスト」という通信方式を使っています。
多くのルーターには、ネットワークの無駄なトラフィックを減らすための「IGMP Snooping(マルチキャストSnooping)」という良かれと思った機能がついていますが、これがRoonにとっては大敵。ルーターが「不要な通信」と勘違いしてRoonの信号を間引いてしまい、結果としてデバイスの切断を引き起こします。以前中継機の方で設定したものを、親機の方でも設定するということです。
設定方法
ルーターおよび子機(イーサネットコンバーターなど)の設定画面から、「マルチキャストSnooping機能」のチェックを外して【OFF】にします。
まとめ
今回の対策を振り返ると、ポイントは以下の2点でした。
- 5GHz帯を「48ch(W52)」に固定:不意の電波停止(1分間の沈黙)を回避する。
- マルチキャストSnoopingを「OFF」に:Roonの大切な探索信号がルーターに間引かれるのを防ぐ。
中継機だけでなく、親機であるホームゲートウェイ(HGW-BL1500HM)までさかのぼってこの2つの設定を最適化したことで、我が家のWiiM Pro Plusは、デバイスを見失うストレスから解放されたように感じます。今後これでどのような反応するか、様子をみて検証実験してみます。

