Chromebookを使っている皆さん、マウスは使っていますか? 私は最近、マウスを完全に手放し、Chromebookのトラックパッドを親指だけで操作するスタイルに落ち着きました。これが、文章を書く上で驚くほど快適で効率的なんです。今日は、私の「親指トラックパッド」活用術についてお話ししたいと思います。
なぜ親指操作なのか?
一般的なトラックパッド操作では、人差し指や中指を使うことが多いですよね。でも、ちょっと想像してみてください。トラックパッドに指を移動させたりするたびに、一度キーボードのホームポジションから手が離れてしまいます。この「手戻り」が、実は思考の流れを寸断し、小さなストレスになっているんです。
そこで私がたどり着いたのが、親指操作です。キーボードのスペースキーを打つ位置にある親指を、そのままトラックパッドにスライドさせるだけ。これなら、ホームポジションを一切崩すことなく、ポインタ操作やスクロール、さらには拡大縮小まで行えてしまいます。
驚くほどスムーズな操作体験
私の親指トラックパッド活用術の核となるのは、以下の2点です。
- 左右の親指でスクロール: 長文を読むときも、資料を参照しながら書くときも、両手の親指をトラックパッドに置いて上下に滑らせるだけで、驚くほどスムーズにスクロールできます。一般的な人差し指スクロールよりも指の移動が少なく、まるで画面を直接動かしているかのような感覚です。
- 親指でピンチイン・ピンチアウト: 画面の拡大縮小も、左右の親指を広げたり閉じたりするだけでOK。これもまた、ホームポジションを崩さずにできるため、画像を参照したり、全体のレイアウトを確認したりする際に、思考が途切れません。
3本指ジェスチャーなどはほとんど使わず、この「2本の親指」に特化した操作に慣れたことで、私のChromebookでの作業効率は飛躍的に向上しました。物理的な右クリック操作も、2本指タップで代替できるため、まったく不便を感じません。
赤ポチ不要論?
ThinkPadなどのノートPCにある「トラックポイント」(通称「赤ポチ」)も、キーボードから手を離さずにポインタ操作ができることで人気です。しかし、私のように親指でのトラックパッド操作に慣れてしまうと、正直なところ、赤ポチの必要性を感じなくなりました。それでももっと便利なものなのかと気になりますが、そこは我慢して安いシンプルなChromebookを利用して文章を書きます。
親指トラックパッドは、赤ポチとは異なるタッチベースの直感的な操作感で、私にとってはより自然に、そして素早くポインタを動かせるような気がします。
あなたも「親指トラックパッド」試してみませんか?
もちろん、マウスにはマウスの、トラックポイントにはトラックポイントにも良さがあります。最終的にどの入力方法が最適かは、個人の好みや作業スタイルによります。家のデスクトップのWindowsでは普通にマウスを使っていますので、デバイスによって使い分けはしてます。例えばCADで図面を作成するのであれば(私が使えるのはJW-CADですが)マウスを使いまくります。なるべくキーボードを使いません。トラックパッドでは図面は作成不可能です。ちなみにJW-CADの拡大縮小は左右のマウスボタンを同時にクリックして利用するので凄く便利です。
もしあなたがChromebookを使っていて、文章を書く機会が多いのなら、ぜひ一度「親指トラックパッド」を試してみてほしいです。最初は少し戸惑うかもしれませんが、慣れてしまえば、その効率性と快適さにきっと驚くはずです。
タイピングとポインタ操作がシームレスにつながる感覚は、一度味わったらやめられませんよ。