「外出先でWordPressのブログを更新したいけど、セキュリティが心配…」
そんな悩み、ありますよね？特に、カフェやホテルのWi-Fiなど、安全とは言えない場所で作業するときは、不安になるものです。
そこで今回は、Xサーバーを使っている人向けに、外出先からでも安全にWordPressの管理画面を開く方法を紹介します。
Xサーバーの「管理画面アクセス制限」って？
Xサーバーには、不正アクセスを防ぐために、特定のIPアドレスからしかWordPressの管理画面にアクセスできないようにする機能があります。これは、セキュリティを高めるためにはとても有効な手段です。
しかし、この設定がONになっていると、外出先からVPNを使ってアクセスしようとしても、管理画面を開くことができません。外国からの侵入とみなされると、シャットアウトされます。それだけ安全という意味でもありますが、VPNが使えないというのは不便です。
そこで、「SiteGuard WP Plugin」の出番！
「SiteGuard WP Plugin」は、WordPressのセキュリティを高めるためのプラグインです。このプラグインには、管理画面へのアクセスを制限する機能も備わっています。この場合の「管理ページアクセス制限」とは、24時間ログインしていないIPアドレスのアクセスを遮断することができます。
つまり、Xサーバーの制限をOFFにして、「SiteGuard WP Plugin」で代わりに制限をかけることで、VPNを使えば外出先のフリーWi-Fiからでも安全に管理画面にアクセスできるようになるんです。
設定方法
- Xサーバーの管理画面制限をOFFにする
- Xサーバーのサーバーパネルにログイン
- 「WordPressセキュリティ」から「WordPress管理画面アクセス制限」を選択
- 「設定解除」をクリック
- SiteGuard WP Pluginを設定する
- WordPressの管理画面にログイン
- 「SiteGuard」の設定画面を開き、「管理画面アクセス制限」「ログインページ変更」や「ログインロック」など、必要なセキュリティ機能を有効にする。
- VPNを使う
- VPNアプリまたはChrome拡張機能をON
- WordPressの管理画面にアクセス
なぜこの方法が安全なの？
- VPNでIPアドレスを隠す:
- VPNを使うことで、あなたの実際のIPアドレスを隠し、第三者からの追跡を防ぎます。
- SiteGuardで不正アクセスを防ぐ:
- SiteGuard WP Pluginの強力なセキュリティ機能が、不正なログイン試行をブロックします。
注意点
- SiteGuard WP Pluginのログインページ変更で自分自身も管理画面にログインできなくなる可能性があります。新しいログインURLはメモをするかブックマークを忘れずに。24時間経過すると自分自身も、新しいログインURLからしか管理画面にログインすることができません。
- VPNの接続が不安定だと、管理画面へのアクセスが遅くなることがあります。
- 管理画面が出るのですが、更新することは出来ないことがありました。
まとめ
Xサーバーの管理画面制限を解除とSiteGuard WP Pluginでの管理画面制限、そしてVPNを組み合わせることで、外出先からのフリーWi-Fiでも安全にWordPressの管理画面にアクセスできます。ぜひ試してみてください。ただし、更新することが出来ないことがあるので、そのときはテザリング対応するしかありません。
