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2025年 私のオーディオについて

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メインシステム:伝統と革新の融合

私のメインシステムは、伝統的なHi-Fiコンポーネントと、最新のハイレゾ・ネットワーク技術を高度に融合させたものとなっています。今年は長年使っていたCDプレーヤー

CDプレーヤー デノンDCDー1650SE

が故障しましたが、CDプレーヤーを使わない判断をし、修理せずに修理代の分でネットワークオーディオに投資しました。新しい時代のオーディオに挑戦です。

アンプとスピーカーの組み合わせ

プリメインアンプ: デノン PMA-2000SEを核としています。このモデルをパワーアンプダイレクト接続で使用することで、純粋なパワーアンプとしての性能を引き出し、現代のデジタルソースに対応させています。もう15年選手です。
スピーカー: パイオニア S-55twin x。往年の名機であり、その独特な音場表現と解像度が、私の音の基準です。35年使ってます。
バイワイヤリング接続を採用し、スピーカーケーブルは不明ながらも、アンプのポテンシャルを最大限に引き出す接続方法を選択しています。簡単に言うと高音と低音を別のコードを利用する方法です。35年前からこの方法でした。
スピーカー周りの対策: スピーカースタンドはハヤミのブックシェルフタイプを使用し、その下にはオーディオテクニカ AT6098のインシュレーターで、設置の安定性と音の分離感を向上させています。

デジタルソースとネットワークの中心

このシステムの心臓部は、Roonという先進的な音楽再生管理ソフトを中心としたネットワーク再生環境です。ここが今年一番注力した部分になりますし、このことで完全にCDプレーヤーを手放すことができました。このあたりが昨年から今年にかけて導入されたメインの部分です。本当に小さくてコスパの高い商品群がありますね。
RoonReadyプレイヤー: Wiim Pro Plusを採用。手軽ながら高い性能を持つこの機器を、高音質なSMLS DO300EX DACへ接続しています。
DAC/プリアンプ: SMLS DO300EXはRoonReady対応のDACであり、同時にプリアンプとしても利用することで、PMA-2000SEのパワーアンプ部へ直結させています。

アナログ要素の部分のFM放送

FMチューナー: デノン TU-1500AEAP。デジタル全盛の時代にあえて質の高いFMチューナーを導入し、マスプロ FM-2アンテナで安定した受信環境を確保。デジタルとは一味違う、温かみのある音源を楽しんでいます。このあたり のアナログのものは、15年使っているものになります。テレビは全く見ませんが、いまだにアナログでラジオかけることはあります。今となっては音が良く感じませんね。昔すごく高音質だと思っていたけれど。

究極を追求した電源とケーブル、アクセサリー

電源周りの強化

音質向上には、コンポーネントだけでなく、電源供給と振動対策が不可欠です。このシステムでは、この「縁の下の力持ち」の部分に特にコストと情熱を注いでいます。

電源タップ: オヤイデ OCB-1DXSを導入。システムの土台となる電源の安定供給を支えています。
ゾノトーンオヤイデ BLACK MAMBAといった銘柄の電源ケーブルを、アンプ、チューナー、DACと、それぞれの機器に合わせて使い分けることで、最適な電力供給を実現しています。
USB電源ケーブル: RoonReady機器へのリニア電源供給には、オヤイデ d+USB Type-A to C classBを使用し、細部にまでこだわっています。

接続ケーブルのこだわり

RCAケーブル: DACとアンプ間にはオルトフォン referenceFV303、チューナーとアンプ間にはAC-3600silverと、デンマークの名門ブランドのケーブルを使い分け、信号伝送の純度を確保しています。
デジタルケーブル: RoonReadyとDAC間は、プロ機材でも信頼性の高いMOGAMI 2964の同軸デジタルケーブルを選択。
LANケーブル: ルーターからRoonROCKサーバーへは超高速のエレコム CAT8、イーサネットコンバーターからRoonReadyへはオーディオグレードのDELA C100を投入し、データ転送のノイズ低減と安定性を徹底追求しています。

振動・ノイズ対策の徹底

デジタルの高周波ノイズやグラウンドノイズによって、デジタル固さを感じますが、ノイズを除くことで柔らかいアナログ的ななめらかな音になります。デジタルの固い音やトゲトゲしさというのは実はデジタルの音ではなくてノイズなのです。それを取り除くことで、柔らかくて疲れない音になります。

インシュレーター・スペーサー: アンプとDACの足元にはSUNSHINE Mg SPENCER、スピーカー下にはオーディオテクニカ AT6098。さらに、RoonReady機器やDACの重り下、スピーカースタンドの下にはソルボセインを広範囲に使用し、外部からの微細な振動を徹底排除しています。
LANノイズ対策: ネットワーク経路にはiFi audio LAN iSilencerを導入し、デジタルノイズの侵入を遮断。純粋なデジタル信号のみをDACへ送るよう配慮しています。
外部電源の徹底: Wiim Pro Plusの性能をさらに引き出すため、Nobsound JMQ348リニア電源を投入。ノイズフロアの低減に徹底的にこだわっています。
設置床: 床全体に防振マットを敷き詰め、その上にフロア材を全面糊付けするという、究極の設置環境を構築しています。

Roonとストレージ環境

音楽再生の中枢であるRoon環境は、安定性と処理速度を重視した構成です。このあたりも昨年から今年導入した部分になります
Roonサーバー (RoonROCK): Intel Core i3 NUC8i3BEKを使用。ファンレスPCをRoonリモコンとして利用することで、リスニングルームからの動作音を完全に排除しています。それをあえて有線ではなく、Wi-Fiで受けることで、ノイズの混入を防ぐようにしてます。
音源保管: BUFFALO 外付けSSDにリッピング音源を保管し、pCloudでクラウド管理することで、音源の安全なバックアップとアクセス性を両立させています。

1階 サブシステム(ミニオーディオ)

2階のオーディオルームとは別の1階の居間のサブシステムにも、メインシステムの思想が受け継がれています。
核となるシステム: オンキョー CR-N765というコンパクトなシステムを使用。CDプレーヤーの合体したタイプです。
Roon Bridge: windows11のOSのNUCBOX3をRoon Bridgeとして組み込み、メインシステムと連携。余った低スペックのパソコンがあったので再利用です。
DDCとしての利用: HP-A3をDAC(デジタル・アナログ・コンバーター)ではなくてDDC(デジタル・デジタル・コンバーター)として利用し、デジタル信号の品質を整えています。これも今となってはスペックが低いので、メインでは引退しました。でもサブシステムで再利用してます。引退させずに再利用できたことが地味にうれしいですね。

2025年オーディオ

プリメインアンプ デノン PMAー2000SE(パワーアンプダイレクト接続)
スピーカー パイオニアSー55twinx
スピーカースタンドハヤミブックシェルフタイプ
オーディオラックハヤミ木製
FMチューナーデノンTUー1500AEAP
FMアンテナマスプロFM-2
DACSMLS(中国メーカー)DO300EX(プリアンプとしても利用)
RoonReadyLinkplay Technology(アメリカ)Wiim Pro Plus
スピーカーケーブルメーカー不明(オーディオテクニカ?)バイワイヤリング接続
電源タップオヤイデOCBー1DXS
電源ケーブルゾノトーン6NPSー3.5(アンプ用)
電源ケーブルゾノトーン6N2P-3.5(チューナー用)
電源ケーブルオヤイデBLACK MANBA(DAC用)
電源ケーブル(USB-A~C)オヤイデd+USB Type-A to C classB(RoonReady~リニア電源用)
リニア電源NobsoundJMQ348(RoonReady用)
RCAケーブルオルトフォン(デンマーク)referenceFV303(DAC~アンプ)
RCAケーブルオルトフォン(デンマーク)ACー3600silver(チューナー~アンプ)
スペーサーSUNSHINEMg SPENCER(アンプとDAC足の下)
スペーサーオーディオテクニカAT6098(スピーカーの下)
防振ソルボセインRoonReadyのした、DACのおもりのした。スピーカースタンドの下
windowsパソコン(Roonリモコンとして)SkynewK7(ファンレス)
Roonサーバー(RoonROCK)Intel(アメリカ)Core i3 NUC8i3BEK 
外付けSSD(リッピング音源保管)BUFFALOSSD-PST1.0U3BA/N
ルーターauHGW-BL1500HM
イーサネットコンバーター(Wi-Fi中継器)BUFFALOWEX-5400AX6
LANアイソレーターiFiiFi audio LAN iSilencer(イーサネットコンバーターとRoonReadyの間)
同軸デジタルケーブルMOGAMI  MOGAMI 2964(RoonReady~DAC) 
LANケーブルエレコムCAT8 1m LD-OCT/BM10(ルーター〜RoonROCK)
LANケーブルDELA C100(イーサネットコンバーター~RoonReady)
音楽再生管理ソフトHarman InternationalのRoon Labs事業Roon
音源保管クラウドpCloud International AG.PCloud
メーカー不明フロアの上に防振マットその上にさらにフロア全面糊付け

1階のサブシステムミニオーディオ

(オンキョーCR-N765)

HP-A3をDDCとして

NUCBOX3(RoonBridge)

この記事を書いた人

札幌在住油彩画家。音楽鑑賞(ジャズ)、オーディオ、散歩、ドライブ、サイト運営が好き。

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