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なぜか増えた3つのサイト運営:画家がWordPressにたどり着くまで

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油絵を描く画家である私が、気づけば3つものサイトを運営している現状に、自分でも驚いています。元々は、自身の作品を紹介する場として、Instagramを中心に活動していました。しかし、より本格的に情報を発信したいという思いから、様々な試行錯誤を重ねてきました。

当初は、手軽に始められる無料ブログサービス「JUGEM」を利用したり、「ペライチ」のような簡易的なホームページ作成ツールで公式サイトの代わりを作ったりもしました。しかし、どれもしっくりこない。表現の自由度や拡張性を考えると、どうしても物足りなさを感じていたのです。

WordPressとの出会い、そして「わけが分からない」日々

そんな中で辿り着いたのが、WordPressでした。WixやJimdoといった他のホームページ作成サービスも検討しましたが、最終的にWordPressを選んだのは、その汎用性の高さと自由度に魅力を感じたからです。独自ドメインを取得し、レンタルサーバーを借りて、自分だけの空間を好きなようにデザインできる。この魅力に強く惹かれ、半ば軽い気持ちで導入を決めました。

しかし、現実は甘くありませんでした。

WordPressを導入する前、まさに「わけが分からない」状態。書籍を読み漁っても、正直なところ、なかなか理解が進まない状況。設定の多さ、専門用語の羅列に、全く意味がわかりません。何よりも、真っ白なキャンバスを前に、プログラムやコードを駆使して、一から全てを構築していく作業のように見えたのです。

「テーマ」がWordPressの救世主だった

そのうち、WordPressが面倒に感じるのは、一から始めるからであって、テーマさえ選んでしまえば楽なのだということがわかりました。一度慣れると無料ブログと同じような感覚になれるらしい。

この発見は、まさに目から鱗でした。

WordPressの「テーマ」とは、サイト全体のデザインや機能のテンプレートのこと。プロのデザイナーや開発者があらかじめ作り込んだレイアウトや機能がパッケージになっているため、それを導入するだけで、まるで魔法のようにプロフェッショナルな見た目のサイトが手に入ります。

これまで、ゼロからブロックを積み上げていくような感覚で「難しい」と感じていたWordPressが、テーマを選ぶことで一気に「家具を配置するだけ」の感覚に変わったのです。色やフォント、レイアウトの調整も、テーマが持つオプション機能を使えばクリック操作で簡単にできる。レスポンシブデザイン(スマホ対応)も、ほとんどのテーマで最初から組み込まれているため、デバイスごとの表示崩れを心配する必要もなくなりました。

光明が見えたWordPressと、増えた3つのサイト

この「テーマ」という概念を理解してからは、WordPressへの取り組み方が大きく変わりました。早速導入することにしました。それでも試行錯誤は繰り返しますが、テーマを活用するので、慣れれば無料ブログの運営よりも楽に感じます。

それまでは、途方もない作業に感じていたサイト制作が、楽しみながら進められるようになったのです。いまだに試行錯誤してますが、それ自体も楽しんでいる状況です。

そして今では、自身の作品紹介だけでなく、ブログを通じて日々の制作活動や思考を発信する場として、それから、このサイトのように油絵に関係ない雑記ブログを運営することにもつながっています。結果的にWordPressサイトは不可欠な存在となりました。このWordPressとの格闘の日々、そして「テーマ」との出会いが、結果的に他の2つのサイト(おそらく、これまでの無料ブログやSNSの延長線上のもの)にも繋がり、気づけば3つのサイトを運営しているという、現在の状況に繋がっているのかもしれません。

油彩画家 仲 浩克 の公式サイト

仲 浩克 の油絵作品サイト

この記事を書いた人

札幌在住油彩画家。音楽鑑賞(ジャズ)、オーディオ、散歩、ドライブ、サイト運営が好き。

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