今日も札幌は良い天気!こんな日は外を歩かないともったいない、とばかりにいつものことだけれどもウォーキングに出かけました。私のいつもの「一番簡単な6kmコース」は、喫茶店まで。美味しいコーヒーを目標に歩くのも、なかなかモチベーションが上がります(笑)。
郊外は危険!住宅街を選ぶ「切実な」理由
しかし最近、ウォーキングコース選びには「切実な事情」が絡んできています。
そう、ご存知の通り、札幌市内でも郊外に出ると、いつヒグマと鉢合わせるか分からない状況だからです。のんびり自然を満喫するつもりが、命の危険を感じながら走破する羽目になるのは避けたい。
そこで私が選ぶのは、もっぱら「住宅街」です。
一見すると無機質に思えるかもしれませんが、これがまた奥深いんです。特に私のように元・住宅の現場監督をしていた人間にとっては、熊の心配なく安全に、そして知的好奇心を刺激されながら歩ける最高のコースなんですよ。
元・監督の「安全&鑑賞ウォーキング」
住宅街を歩くときの私の視点は、一味違います。
- 「この家の基礎、ちゃんと防湿シートが敷いてあるか?」
 - 「あのモダンな外壁、サイディングかガルバリウムか…」
 - 「このアプローチの段差、バリアフリーを意識してるな」
 - 「リフォーム終了したみたいだな。」
 - 「築年数が20年くらいかな。」
 
一つ一つの家が、まるで「野外住宅展示場」のよう。熊の恐怖に怯えることなく、安全に、そしてプロの目で建物のディテールや工夫を観察できるのは、住宅街ならではの醍醐味です。現場監督時代に培った知識が、こんなところでウォーキングの楽しみに貢献するとは、自分でも面白い発見です。
札幌だから楽しめる!安全で多様なウォーキング
札幌市内には、本当に様々な顔を持つ住宅街が広がっています。施工した時期によっても流行があります。なので、だいたいの築年数がわかるのと、おさまりでリフォームしたことが判別できますので、そういったことを確認できます。整然としたニュータウンもあれば、歴史を感じさせる趣のあるエリアも。熊の心配なく、安心して6km、7kmと歩き続けられるのは、札幌の街の素晴らしい点だと思います。
 

