無変換カタカナ変換と独立Deleteキーを! Chromebookキーボードに求める小さな革命

かれこれ2年半、Chromebookを愛用している私にとって、キーボードは単なる入力デバイス以上の存在だ。特にChromebookは、ちょっとした作業であればマウスを使わずにキーボードだけで完結させることが多い。むしろマウスを使わないほうがホームポジションから指をはずすことがないので楽なくらいである。そんな中で、私が常々感じているのが、Ctrlキーの重要性だ。コピー&ペースト(Ctrl+C/V)は日常茶飯事だし、他のショートカットキーもCtrlと組み合わせるものが多い。だからこそ、左端の使いやすいところに鎮座しているwindowsでいうCapsLockキーの位置があまり使わないキーなので、どうにももったいなく感じてしまうのだ。

もしこのCapsLockの位置のキーをCtrlキーとして使えたら、左小指の移動距離と負担は劇的に減るはずだ。特にマウスを使わないChromebook環境においては、これは作業効率を大きく左右する。これに関しては、Chromebookでは標準で変更することが出来るのが便利である。Windowsでは、レジストリをいじるなどすれば不可能ではないものの、標準機能として搭載されていないのが残念でならない。一方、Chromebookでは、Windowsでいう無変換キーにあたるキーがないため、カタカナ変換はCtrl+iで行っている。これはこれで慣れれば使えるのだが、やはりWindowsのように無変換キー一発でカタカナに変換できる方が直感的だ。Chromebookにも、ぜひそういう機能が欲しいと思う。

さらに、地味に不便だと感じるのが、Deleteキーが単独で存在しないことだ。多くのChromebookでは、Alt+BackspaceなどでDeleteの代わりとなる操作を行う必要がある。頻繁に使うキーだけに、やはり独立したDeleteキーがある方が、ストレスなく文章作成に集中できると感じる。

Microsoftには、このCapsLockキーのCtrlキーへの標準変更機能を、改めて強く要望したい。Googleも、Chromebookにおいて無変換キーでカタカナ変換できると嬉しい。シンプルなワープロとして非常に使いやすいChromebookだからこそ、キーボードの使いやすさがさらに向上すれば、その魅力は一層増すはずだ。

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