オーディオファンの皆様、こんにちは!今回は、悩まされていたパソコンの熱暴走問題と、それを解決してRoonを快適に使うまでの試行錯誤についてお話ししたいと思います。
発端はファンレスPC「Skynew K7」
私は、静音性を追求し、ファンレスPC「Skynew K7」を導入しました。スペックは、i3-10110U(第10世代)/16GB/512GBと、Roonの利用には十分。しかし、長時間音楽を再生していると、本体がかなり熱くなることに気づきました。以前使っていたスペックの低いパソコンGMTtec NUCBOX3(Celeron J4125 8GB/ 256GB )では、同じファンレスでも、こんなに熱暴走はしませんでした。スペックが上がると、熱暴走もしやすいということでしょう。このパソコンはスペックは上がったものの、熱暴走で、ときにはパソコンが勝手に再起動してしまうのです。
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ヒートシンクだけでは不十分
本体自体の上部に関してはヒートシンクで出来ているパソコンでしたので、最初は、本体下に外部ヒートシンクを取り付けましたが、効果は限定的。温度は若干さがりましたが、長時間の音楽鑑賞することにより熱暴走でパソコンが再起動してしまうこともありました。
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最終兵器!外付けUSBファン
そこで導入したのが、外付けUSBファンです。パソコンの上に直接置いて、パソコンのヒートトシンクに直接風を当てることで、劇的に温度が下がり、安定してRoonを再生できるようになりました。
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ファンレスの美学と実用性
せっかくのファンレスPCにファンを付けるのは、少し抵抗がありました。しかし、PC本体と分離しているので管理はしやすいですし、何より安定して使えるようになったことが大きいです。音は弱運転の場合は25db程度の音なので、気にならないレベル。パソコンのように急にファンが動くということもなく、常時回しているので、回転をゆるやかにすることで音の問題はほとんどありません。エアコンより静かです。
オーディオラックへの収納と音質向上
熱問題が解決したことで、PCをオーディオラックに収納することができました。見た目もオーディオ機器と一体化し、部屋がスッキリしました。
さらに、CPUに余裕があるのと、熱暴走も解決したので、Roonの音質調整にも挑戦。イコライザーで好みの音質にしたり、アップサンプリングで高音質化したりと、音楽鑑賞がさらに楽しくなりました。
まとめ
今回の経験から、以下のことが言えます。
- ファンレスPCは、使い方によっては熱対策が必要
- 外付けUSBファンは、効果的な解決策
- 熱対策をすれば、PCオーディオの可能性が広がる
もし、同じような悩みを抱えている方がいれば、ぜひ参考にしてみてください