油彩画家 仲 浩克 の公式サイト
2020-01-25

どんな本を読んできたのか

本は小さいころ結構読んだ方だと思うけど、基本的にどうやら小説を読むことが苦手です。物語が苦手というか。時間がかかるので面倒くさいのかな。そうそう、漫画もほとんど読まないです。国語が苦手科目の一つです。読解力が無い方です。

矛盾してますが、それでも、本好きでした。小学生の時は、どちらかというと、図鑑を眺めるとか。物語じゃないもの見てた感じする。手品の本とか、UFOとかのオカルト本だったり。昆虫についてとか、天気とかの科学的なことの本。でも、読み物として読んでただけで、詳しくなったわけでもないんです。適当に詳しくはなったかもしれないけど。

一般的に本好きな人って小説とか読むのかもしれないけど、それほど、小説って読んでない感じする。でも無理して小説読んでいた時期もあった。苦手なりに楽しんでいたような気もする。

最近は小説を読まなくなってしまったけれど、高校生あたりのとき楽しんで読んでいたのは、例えば、筒井康隆 半村良 安部公房 レイ・ブラッドベリのあたりです。

最近は全く読んでませんけど、なぜだかこれらの作家の小説を好んで読んでいたな。どちらかというと、SF寄りの話が好きだったみたいね。でもこれらの本読んでいた時期も高校生の時ばかり。逆に勉強しないで、読書で逃げていた感じもする。

そうそう、太宰治のは結構面白かった印象。太宰治のは小説というより、こっそり日記読んでる気分で読んでた。

油絵の画集ってのは小学生の時から図書館で結構眺めていて、漫画よりもよく見てました(笑)おかげで漫画に影響されることなく、今の自分の画風があります。色々画集見ましたが、印象派の時期の絵が好きで眺めてました。

余談ですが、小学生の当時からルノワールの描く女の人が美しいなあ。って思ってた。肌のきれいなこと。女の人の描き方抜群に素晴らしく感じてましたね。油絵を描き始めた当初は、モネのような筆触分割で描いたりもしていました。いわゆる点描。うまくいかず、その方法はやめました。試行錯誤の上での今の描き方になってきています。

眉村 卓の「ぬばたまの…」なんかを読んでました。SF小説になります。「ぬばたまの」って枕詞で「夜」とかにかかる言葉。くらやみの中でおこる物語になります。絶版になって探すのも難しかったけど、最近は電子書籍で読めるようになりました。便利なものですね。

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