油彩画家 仲 浩克 の公式サイト
2020-03-02

新型コロナウイルスの時の個展開催

2020年 2月25日(火)~3月1日(日)でさいとうギャラリーにて個展を開催しました。その状況報告いたします。

新型コロナウイルスのとびかう中、個展開催になりました。そういったタイミングで個展を開催になってしまうのも、貴重な体験であるし、結果的に記憶に残る個展になりました。こういった場合どういった人たちがくるのか、もしくは全く来なくなるのか。という興味もあり、現場定点観測をしていた感覚でした。どんな状況でもなんでも楽しんでしまいますね…。

このビルの5階が会場のさいとうギャラリーになります。1階の店舗H&Mさんは2月29日と3月1日はお休みになっていましたね。

5階に来ると、展示スペースが2つあって、奥の方のB室が私の展示会場でした。入口はこんな感じでした。

内部の状況はこんな感じ。結構な広さがあり、38枚の展示ができました。搬入経路も車から段差なく台車でスムーズに運搬できました。

控室には窓があって、くつろげます。窓からの様子がこんな感じです。目の前はスクランブル交差点です。街中なので人はいますが、ほとんどの人がマスクしてるな…。

個展途中の2月28日の夕方には非常事態宣言ということになり、特に2月29日(土)と3月1日(日)は外出しないようにと北海道知事からのお願いがありました。自分の個展残りの2日とぴったりと合ってしまいました。ジャストタイミングです。

それでも、思ったよりも人の入りがありました。特に最終の日の午後は人が切れることがなかったのです。単純に次の人が来るまで会話し続けたのですが(笑)

なぜ人が来るのかなと不思議に思っていたのですが、「他に展示やってないから、ここに来ました。」って言うお客様結構いましたし、私の個展の新聞掲載の切り抜き持ってやってくる人もいました。うれしいものです。どちらにしろ、こんな暗い世間の状況で私の明るい絵を見ていただきたいて、なごやかになって帰っていくお客様をみて、よかったなあと思う次第です。

この会場もこの後はしばらく展示中止となってしまったので、本当にギリギリ開催できた個展ということになりました。貴重な体験ありがとうございます。

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